こんにちは。ブラジル、リオデジャネイロにある日本人宿カイピリーニャです。
当宿ブログでは、主に旅行や滞在で役立つリオデジャネイロの情報を発信しています。
ブラジル旅行で知っていれば損をしないお金の情報やリオデジャネイロの観光情報、治安情報など旅行や滞在の際に役立てていただけましたら幸いです。
もし、参考になりましたら、他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
今回の記事は・・・
リオデジャネイロ国内空港(SDU)でできること&ホテルまでのアクセス方法
①リオデジャネイロ国内空港(SDU)とは?(場所・できること)
②リオデジャネイロ国内空港(SDU)のラウンジやお店について
③国内空港からリオ市内のホテルまでのおすすめアクセス方法
リオデジャネイロ国内空港ことサントス・ドゥモン空港(SDU)について。
サントス・ドゥモン空港の概要や、各航空会社のカウンター、ショップやラウンジなど情報、空港からリオ市内へのアクセスについてまとめてみました。
リオ発着でブラジル国内旅行や出張に行かれる方におすすめの記事となっています。空港を利用予定のみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
リオデジャネイロには空港が2つある
リオデジャネイロには主要な空港が2つあります。
SDU:リオデジャネイロ国内空港(別名:サントスドゥモン空港)
GIG :リオデジャネイロ国際空港(別名:ガレオン空港)
どちらも国内外のフライトが発着する重要な空港で、観光客やビジネスマンにとって欠かせない交通ハブです。
リオデジャネイロ国内空港|サントス・ドゥモン空港 |SDU
場所
リオデジャネイロ市内中心部から約2kmの距離にあります。
市街地に近いため、特に国内便で便利です。
特徴
主に国内線を運航しており、特にサンパウロ、ブラジリア、サルヴァドールなど、ブラジル国内の主要都市へのフライトが多いです。
小規模で、空港自体はコンパクトですが、便利な立地にあります。
市内からのアクセスが良好で、空港からタクシーやバスで簡単に移動できます。
リオデジャネイロ国際空港|ガレオン空港|GIG
場所
市内中心部から約20km離れた場所にあります。
こちらはリオデジャネイロの国際空港で、国内線と国際線の両方を扱っています。
特徴
ブラジル国内の他の都市への便だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、国外への便も充実しています。空港内にはレストランやショッピングエリアもあり、長時間の乗り継ぎや待機があっても過ごしやすい施設が整っています。
両空港ともリオの重要な交通の要所で、旅行やビジネスに欠かせない存在です。どちらを使うかは、行き先や目的によって異なると思います。
国際空港についてはこちらを参考に⇩

リオデジャネイロにある2つの空港のちがい
簡単にまとめると
● 国内空港(SDU) ・・・市内に近い(便利)
● 国際空港(GIG) ・・・市内から遠い(ちょっと不便)
私がリオに到着する空港でもし選べるのなら・・・
リオデジャネイロ国内空港(SDU)を選びます。
理由は、近くて行きやすいからです。おすすめの移動手段は後述しています。
リオデジャネイロ国内空港(サントス・ドゥモン空港)とは?
ブラジル国内で最も歴史ある空港の一つでもあります。
リオデジャネイロ国内空港は、リオの中心地にあり市内からは30分以内で行くことができる便利な空港です。
日本で例えるなら・・・
福岡空港のように街の中にあり、市内のいろんな場所にアクセスしやすいイメージの空港です。
リオデジャネイロ国内空港がある場所:住所
<住所>
Praça Sen. Salgado Filho, s/n – Centro, Rio de Janeiro – RJ, 20021-340
当宿から国内空港までは、早いと10分。渋滞などがあっても20分あれば到着できます。
ちなみに国際空港から宿までだと大体早くて30分〜1時間程度はかかります。
利用都市の例
利用できる航空会社
サントス・ドゥモン空港は、ブラジルの航空会社4社が利用できます。

ブラジルの国内線で特に有名な航空会社は以下の3つです。
①LATAM航空(ラタン航空)
②Gol航空(ゴル航空)
③Azul航空(アズール航空)
1. LATAM航空 (LATAM Airlines)
LATAMはブラジル国内線および国際線を運航している最大手の航空会社です。サントス・ドゥモン空港からは、サンパウロ(コンゴーニャス空港)、ブラジリア、サルヴァドール、ポルトアレグレ、ベロオリゾンテなどの主要都市へのフライトがあります。

チェックインカウンターは、一階出発ロビー正面から入って右側にあります。
2. ゴル航空 (Gol Linhas Aéreas)
ゴル航空はブラジルの大手格安航空会社で、サントス・ドゥモン空港からも複数の国内便を運航しています。サンパウロ(コンゴーニャス空港)やブラジリア、サルヴァドールなどの都市へのフライトがあります。

チェックインカウンターは、1階出発ロビー正面から入って左側にあります。次に紹介するアズール航空のカウンターと隣合わせに位置しています。
3. アズール航空 (Azul Linhas Aéreas)
アズール航空はブラジル国内の多くの都市へ運航しており、サントス・ドゥモン空港からもいくつかの便があります。サンパウロ(コンゴーニャス空港)やベロオリゾンテなど、国内の主要都市へアクセスできます。

チェックインカウンターは、1階出発ロビー正面から入って左側にあります。ゴル航空のカウンターを通り過ぎたところに位置しています。
4. ヴァリア航空 (Voepass Linhas Aéreas)
ヴァリア航空は、地域間のフライトを多く運航している航空会社で、サントス・ドゥモン空港からも小規模な便を提供しています。ブラジル国内の小都市や地方都市へのフライトがあります。チェックインカウンターは、1階出発ロビー正面から入って右側にあります。
リオデジャネイロ国内空港の歴史
リオデジャネイロのサントス・ドゥモン空港(Aeroporto Santos Dumont)は、その立地と歴史的背景から、リオデジャネイロを訪れる多くの旅行者にとって、ブラジルの航空の発展を感じることができる場所となっています。
ブラジル国内で最も歴史ある空港の一つでもあります。
興味のない方は、飛ばしてくださいね。ポイントだけまとめておきます。
●海を埋め立てて作った空港
●空港名のサントス・ドゥモンは人の名前
リオデジャネイロ国内空港ができるまで
その歴史は1930年代初頭に遡ります。当初は「カラボウソ空港(Calabouço Airport)」と呼ばれ、当時の水上機がグアナバラ湾の「エスチラオン・ド・カジュ(estirão do Caju)」と呼ばれる水域を使用して離着水していました。

1934年、陸上機の増加に対応するため、海を埋め立てて最初の滑走路(約400メートル)が建設されました。1936年には滑走路が約700メートルに延長され、同年11月30日、サンパウロからのVASP社のユンカースJu 52型機が初の商業便として着陸しました。空港の正式な開港は1936年10月16日で、ブラジルの航空の父と称されるアルベルト・サントス・ドゥモンにちなんで命名されました。
現代の役割
現在、サントス・ドゥモン空港はリオデジャネイロ市内で2番目に主要な空港として、主に国内線、特にサンパウロとのシャトル便を中心に運航されています。
空港は国営企業Infraeroによって運営されており、年間約1,000万人の乗客を扱うブラジル国内でも有数の繁忙空港の一つです。
空港の建築様式はアールデコ調で、近代的な設備とともに、リオの都市景観に調和したデザインが特徴です。また、滑走路の長さが比較的短いため、主に中型機(例:CRJ-1000、A318、B737-800)に対応しています。
ブラジルの航空の父|アルベルト・サントス・ドゥモンってだれ?

1873年7月20日生まれ(ブラジル・ミナスジェライス州)
1932年7月23日没(58歳)
ブラジル出身の 発明家・飛行のパイオニア
世界で初めて飛行機を飛ばした人??
「飛行機の発明者」として、世界的に知られている人物です。
飛行機の操縦にもスーツで登場するなど、当時のパリで「空飛ぶ紳士」として人気。
小柄で、おしゃれな人物として知られていました。
技術を「特許」で独占せず、みんなのために公開したことで称賛されました。
何をした人?
①世界初の動力飛行(ヨーロッパで)
1906年、パリで自作の飛行機 「14-bis(キャトルーズ・ビス)」 を公開飛行。
動力で地上を自力で離陸し、飛行・着陸した 「世界初の飛行機」 として認められています(ヨーロッパでは)。
※ライト兄弟の飛行機(1903年)はアメリカで行われ、当時は一般公開されていなかったため、公式にはサントス・ドゥモンの飛行が「最初」とされることもあります。
彼の「14-bis」の飛行は、現在でも「航空記念日」として祝われています(ブラジルの10月23日)。
②飛行船の発明
小型の飛行船「No.6」でパリのエッフェル塔をぐるりと一周して帰ってくる飛行に成功。
このことでヨーロッパ中の注目を集め、飛行技術の発展に大きく貢献しました。
なぜブラジルの「航空の父」なの?
ブラジル人として初めて本格的な航空機を作り、世界中にその技術を見せつけたからです。
ブラジルでは、「飛行の功績はサントス・ドゥモンのもの」 と強く誇りに思われていて、子どもたちも学校で学びます。
空港(リオのサントス・ドゥモン空港)や通りの名前、記念碑など、彼の名は今も多く残っています。
日本では初めて飛行機を飛ばした人は、ライト兄弟と学んだ気がしますが、ブラジル人にその話をすると・・・
「それは間違った常識だ!!世界で最初に飛ばしたのはサントス・ドゥモンなんだ。」
とちょっと怒った口調で言われます。
何人かに聞いても同じように答えてくれるので、もし知り合いのブラジル人がいたら聞いてみてください。
空港の名前に人の名前がついているってちょっと素敵じゃないですか?
リオデジャネイロ国内空港内のショップやラウンジ
①リオデジャネイロ国内空港(SDU)はリオの市内に近く便利な場所にある。
②プライオリティパス保持者が利用できるラウンジがある。
③隣接するショッピングモールで時間も潰せる
④国内空港からリオ市内のホテルまでのおすすめアクセス方法はUber
今回は、リオデジャネイロ国内空港(サントス・ドゥモン空港)について紹介しました。
リオデジャネイロの中心地に位置し、ショッピングモールも併設されているとても便利な空港です。
サントス・ドゥモン空港を上手く利用して、ブラジルの国内旅行を楽しんでいただければと思います。
少しでも参考になりましたら幸いです。
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「もっとこんな情報が知りたい。」
というものがありましたら、コメント欄にお願い致します。
本記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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旅の参考に他の記事も読んでいただけましたら幸いです。


