こんにちは。
2015年からリオデジャネイロのコパカバーナビーチにある日本人宿カイピリーニャです。
今回はお客さんによく聞かれる質問について書きます。
宿に来られるお客さんだけではなく、ブログを読んでいただいている方にリオデジャネイロを安全に観光できる情報を共有できたらと思います。
リオデジャネイロに行ってみたいという方が一人でも増えたら嬉しいです。
他にもわからないことや疑問などがありましたら、お気軽にコメント欄に書いてください。
ということで、
今回はリオデジャネイロでの移動手段について紹介します。
①リオデジャネイロには、どんな移動手段があるのか?
②おすすめの移動手段は?
③安全な移動手段は?
④地下鉄に乗る時の裏技を紹介
リオデジャネイロでの移動手段は何がある?
①地下鉄
②バス
③タクシー
④Uber
一つ覚えておいていただきたい大事なことは、
リオデジャネイロの特に平日17時〜19時ごろまでは交通量が増え渋滞に巻き込まれやすい
ということ。
時間帯やそれぞれの移動手段の良い面、悪い面がありますので、あなたの旅に合ったものを選択してみてください。
最後に私のおすすめの移動手段も載せておきます。
リオデジャネイロの地下鉄
リオデジャネイロの地下鉄は、一回ごとにチケットを買うか、SUICAのようなカードを購入しチャージをして乗ることができます。
最近、地下鉄に乗る際の裏技を発見したので気になる方は、最後までよんでください。
金額は一律どこまで行っても同じ金額です。
地下鉄の金額は、6.9レアル=約210円(2024年1月時点)
地下鉄の時間
月曜日〜土曜日 5:00〜24:00
日曜日・祝日 7:00~23:00
リオデジャネイロの地下鉄は、市内をほとんど網羅しています。
駅から歩いてすぐ行ける主な観光地は・・・・
マラカナンスタジアム・・・W杯の決勝やリオオリンピックの開会式・閉会式が行われた場所。
リオのカーニバル会場・・・カーニバルに行くなら地下鉄が一番!!
コパカバーナビーチ・・・日本人宿カイピリーニャがある場所。駅から海まで徒歩5分
イパネマビーチ・・・景色も綺麗で素敵なビーチ。
気になった記事があったら読んでみてください。
地下鉄を使うメリット
先ほども述べましたが、平日17時〜19時ごろは交通量が増え、渋滞になりやすいです。
地下鉄の一番良いところは、渋滞にハマることなく、目的地に着けることです。
また、駅のある場所もわかりやすく、乗り換えもほとんどしなくて良いため、誰でも簡単に乗れます。
料金は一律で、一度払ったら、どこまで行っても同じ金額です。
そして、地下鉄の電車の中は、警察がパトロールしているので
リオデジャネイロの地下鉄の治安は、比較的安全かなと思います。
デメリットは、ほとんどないです。
しかし、あえていうなら、
地下鉄の駅から少し遠い観光地には行きにくいということでしょうか。
リオデジャネイロのバス
バスは、リオデジャネイロ州内、市内の移動をするにはとても便利です。
観光される方が使うバスを大きく分けると、長距離バスと市内バスがあります。
長距離バス
リオデジャネイロにある長距離バスターミナルは、
「Novo Rio (ノーボ リオ)」と言います。
長距離バスは、行く場所によって金額は変わります。
市バスに比べると金額が上がるため、現金だけでなくクレジットカードも使えます。
サンパウロからリオデジャネイロに来る際には、
飛行機より長距離バスの方が安いので、長距離バスを使う旅人が多いイメージです。
長距離バスでリオからサンパウロは大体6時間程度。
バスの種類によっても変わりますが、大体3000〜6000円程度です。
もちろん飛行機の方が早くて楽ですので、時間がない方は飛行機の方がおすすめです。
ちなみに飛行機だとサンパウロからリオは、大体1時間半程度。
市内バス
市内バスは、地下鉄同様リオデジャネイロ市内の移動を網羅しています。
地下鉄よりもいろんな場所に行きやすく、金額は地下鉄よりも少しだけやすいです。
リオデジャネイロのバスは現金で乗ることができます。
金額はどこまで行っても一律です。
市内バスの金額は、4.3レアル=約130円(2024年1月時点)
乗り場やバスの種類も多く、案内も日本のように丁寧ではないです。
また、リオデジャネイロでは、ほとんど英語が通じません。
そのため、ポルトガル語がわからないと、目的地までちゃんと着くのは難しいです。
またバスは、地下鉄よりも携帯の盗難や強盗などの被害のリスクが高い印象があります。
リオデジャネイロの市内バスのまとめ
メリットは金額が一番安いこと。
ただ、バスを間違えて乗ってしまうと、かかる金額は増えてしまいます。
デメリットは多いです。
①治安があまり良くない。
②乗り降りや目的地に着くのが難しい。
③時刻表がないので時間が読めない。
私は、宿に来られたお客さんには、バスは使わない方が良いと伝えています。
金額は安くても、盗難などの被害に遭ってしまっては、そっちの方が高くついてしまいます。
リオデジャネイロのタクシー
リオデジャネイロでは黄色いタクシーが街中でも良く走っています。
タクシーは基本24時間走っています。夜は少し数も減ります。
日本と同じくメータータクシーです。
メーターには1と2があります。
1は、基本平日の昼間で、通常通り金額。
2は、土日祝日や夜遅くの少し割高金額。
英語があまり伝わらないので、ポルトガル語がわからないとタクシーを使うのは少し難しいかなと思います。
もちろん住所を書いた紙や携帯の画面を見せれば、無事につけるとは思います。
タクシーを使うには注意が必要
タクシーの運転手には、もちろんとても良い人もいます。
ただ外国人観光客をカモだと思っている運転手もいます。
どちらかというと後者が多い気がします。
いろいろなトラブルがあるのがタクシーです。
あの手この手でお金を盗ろうとしてきます。
今までに聞いたタクシーの運転手とのトラブルをいくつかお伝えします。
空港からのタクシー運転手
国際空港で降りたAさんは、声をかけてきた運転手と話をしました。
150レアルという話でタクシーに乗りました。
Aさんが降りるときに、運転手は、150レアルではなく、150ドルだと言われトラブルに・なりました・・・。
金額を見せてくれないタクシー運転手
Bさんは現金がなかったため、クレジットカードで支払いができるか乗る前に確認をしました。
そこまでは良かったのですが、
お金を支払う際、運転手がカードを通す機械の画面部分を押さえていました。
ちゃんと金額を確認しなかったBさんは、メーターの額だと思い支払いをしました。
領収書はもらわずに、帰国した後、カード会社から請求されていた額は、3万円。
タクシーの運転手だとすぐわかったそうですが、なんともできなかったとのことでした。
お金をすり替えるタクシー運転手
タクシーに乗ったCさんは、支払いの際に100レアルを支払いました。
降りる際にお釣りを待ちながら荷物などを確認していると、運転手から
「10レアルしかもらってないから足りないよ。」
と言われました。
運転手は、Cさんが荷物などを見ている時に100レアル札と10レアル札を入れ替えていたのです。
素直に足りなかったと思ったCさんは、足りなかったと言われたお金を払いタクシーを降りました。
その後、手持ちの現金を確認してもなぜか100レアル足りないことに気づきます。
しかし、気づいた時には、時すでに遅し。
他にも色々とあると思いますが、
これらの運転手の手段は、外国人観光客からよく聞く手法です。
言葉が伝えられないため、言いたくても言えませんし、何もできないことが多いです。
知っておけば、対応できるかもしれませんので、頭の片隅にでもおいていただけたらと思います。
タクシーはトラブルになる可能性が高いです。もちろん。
宿のお客さんには、タクシーを使うことはおすすめしていません。
リオデジャネイロのUber
配車アプリの「Uber」は、リオ市内であれば、
ファベーラ(スラム街)でなければ、基本的にどこでも呼ぶことができます。
24時間車はいるので、夜遅くても大丈夫です。
私は、空港から宿泊施設や宿泊施設から観光での移動はこれが一番いいのではないのかなと思っています。
金額は、バスや地下鉄に比べたら少し高いですが、
タクシーよりは安く行き先だけ入力すれば、マップを頼りに送り届けてくれるので、
トラブルもなく、安全に目的地に辿り着くことができます。
ちなみに、一人の場合は、バスや地下鉄の方が安い場合もありますが、
3人や4人で乗る場合には、バスや地下鉄より安くなることもあります。
大体の金額は、5km範囲程度であれば、500〜1000円。(10〜15分)
Uberのメリット・デメリット・注意点
メリットは先ほども述べた通り、
①言葉がわからなくても安全に目的地まで行くことができること
②使いやすく、行き先まで簡単に行くことができること
③お金をボラれることがない。金銭トラブルがないこと。
金銭トラブルなどがあると、嫌な気持ちになるので、それがないのは良い点です。
Uberは、世界でも危険と言われるブラジルのリオデジャネイロで安全に観光するための必須アイテムだと思います。
デメリットは、2つ。
一つ目は、バスや地下鉄の移動よりも少しお金がかかってしまうということ。
お金がかかると言っても日本のタクシーよりは格安です。
大体、国際空港から宿まで約25km、約30分程度で、2000~3000円といった感じ。
何にお金を使うのかは、人によって違うと思います。
安全に観光するという点を優先される方には、Uberはおすすめです。
リオは治安があまり良くないと言われる場所なので、安全はお金で買うのもありかなと・・・。
2つ目のデメリットは、雨が降ったり、平日の17時〜19時ごろの移動時には、渋滞に巻き込まれてしまう可能性があることです。
到着までに少し時間がかかってしまうことがあるので、この時間に空港まで行くという方は、GoogleMapなどで朝や昼間に調べた時間よりも30分から1時間多めに時間がかかることを考えて宿泊施設を出ることをおすすめいたします。
Uberを使う時の注意点
ブラジルでは、iPhone・携帯電話の盗難・強盗がかなり多いです。
盗難された電話は帰ってくることがほぼありません。
Uberを呼ぶ時は、携帯電話を見ること。車を探すことに集中してしまいます。
呼んでいる時に出している携帯電話を、ひったくられる被害が時々あります。
Uberを呼ぶ時は、携帯電話だけに集中せずに、少し周りを見ることを心がけておきましょう。
Uberに乗ってしまえば安心です!
できるなら道で呼ぶのではなく、宿泊施設の中からUberを呼んだり、
レストランやお店、警察の近くなどの安全な場所から呼ぶと良いです。
Uberを呼ぶ時だけ注意しておけば、あとは大丈夫です!!
安全な移動手段はどれ?
リオデジャネイロには、いろんな移動手段があることはわかったと思います。
「結局どれが一番安全なんですか?」
これについて、私の個人的な考えは・・・
①Uber>②地下鉄>③タクシー>④バス
バスは、盗難の被害に遭いやすいという点から4位。
タクシーは、金銭トラブルなどに遭いやすいという点から3位。
地下鉄は、いろんな人が乗りますが、警察が電車の中をパトロールしていたりするので、バスよりは安全なので2位。
Uberは、乗る時の携帯さえ気をつけていれば、安全かつ快適に目的地までつけるので1位。
Uberは夜に行ってみたいレストランやBarなどに行く時にも使えます。
おすすめの交通手段は?
おすすめの交通手段を
①まず安全に移動できること。
②行きたい場所に行けること。
③使う難易度
3つの視点で考えました。
リオデジャネイロでおすすめの移動手段は?
私がおすすめする移動手段は・・・Uberと地下鉄です。
逆に使わない方がいいのは、タクシーとバスです。
Uberがオススメの理由
行き先の住所を入れれば、行き先までつけるのでこれ以上に便利なものはありません。
「言葉が話せなくても行きたいところに行ける。」
これは素晴らしいことだと思います。
Googleマップで調べて住所をコピー&ペーストで完了です!!
Uberを外で使う際には、外でインターネットが使える必要があります。
ブラジルで使えるおすすめのSimカード情報が載せてありますのでよかったら、読んでみてください。
Uberは、現地のブラジル人運転手から最近の治安情報や流行っているもの、場所などの情報が聞けたりします。
情報収集ができるのもUberを使うの理由の一つでもあります。
あとは、車から見るいろんなリオの景色が好きです。
地下鉄がオススメの理由
たくさん人が集まるイベントや場所などに行く際には、Uberがつかまえづらかったりする場合があります。
そんな時には、地下鉄がいいです。
例えば、リオのカーニバルやサッカーの試合の時には、会場まで行くのにUberではなく地下鉄を使います。
会場付近は、道路規制などがあり、Uberで降りたい場所で降りれなかったり、たくさんの人が使うので、乗るのが難しかったり、渋滞したりするので、地下鉄の方がいいです。
カーニバルの時には、会場まで行くまでの地下鉄で現地のワクワク感を感じることができて好きです。
平日の移動などは、地下鉄だと渋滞がなく到着時間の予想が立てやすいのも地下鉄いい点です。
Uberと地下鉄の2つの移動手段を使えばリオデジャネイロの移動で問題はありません
リオデジャネイロの地下鉄に乗る時の裏技
地下鉄に乗る時には、昔からSuicaのようなカードを買って、
お金を入れてというスタイルだったのですが・・・・
なんと今は、
クレジットカードがそのまま使えるようになっています。
もちろん日本のクレジットカードも使えます!!
この点は、「日本よりも優れているのでは?」と思います。
改札口にクレジットカードをピッっとするだけで、
そのまま改札を通過することができます。
一枚のクレジットカードで、2回まではピッとできるので、
一枚クレジットカードがあれば、二人まで使うことができます。
リオで住んでいる私はどんな生活をしてる?
私が危ないと言われるリオでどんな生活をしているか、書いてみます。(2024年1月時点)
まず住んでいる場所は、リオデジャネイロのコパカバーナ地区。
コパカバーナビーチまで徒歩5分。
地下鉄の駅までは、徒歩1分。宿の目の前は、バス停です。
スーパーやレストランは、徒歩5分圏内にたくさんあります。
美味しいアサイー屋さんもあります。
立地は、正直かなり良い場所です。
治安は、リオデジャネイロの中では、比較的良い地域ではあると思います。
近くにいろんなお店があるので、バスや地下鉄で買い物にいったりする必要はあまりなく、徒歩圏内で済むことが多いです。
友人に会ったり、夜音楽を聴きに行ったりする時には、場所や時間帯によって移動手段は変えます。
基本的に、日が落ちてからの移動は、Uberを使います。
昼間であっても、いったことがないような場所や知らない地域に行く時にも、Uberです。
理由は、道に迷って、変なトラブルに巻き込まれたくないからです。
すでによく知っている場所や、渋滞がある時間帯の移動は、地下鉄を使います。
バスも時々使うことはありますが、タクシーは基本使いません。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
リオデジャネイロの移動手段について少しはわかっていただけましたでしょうか。
人によって、何を選択するのかは、違うと思います。
私は、安全というのを一番大事にして、交通手段を選んでいます。
みなさんも自分にあった、移動手段を選んでみてください。
①リオデジャネイロでの移動手段は・・・・バス・地下鉄・Uber・タクシーなどがある
②私がおすすめの移動手段は・・・Uber&地下鉄
③私が考える安全な移動手段は・・・Uber>②地下鉄>③タクシー>④バス
④地下鉄乗る時は・・・クレジットカードで簡単に乗れる
リオデジャネイロは、日本より注意しなければいけませんが、
ある程度のことを守っていれば、危ない目に遭うこともなく観光できます。
この記事を読んで、リオデジャネイロに行ってみようかな。という方が一人でも増えたら嬉しいです。
もし、参考になりましたら、いろんな方に情報を共有していただければと思います。
リオに来る際は、宿への宿泊もご検討ください。現地情報は盛りだくさんです。
▼リオ日本人宿カイピリーニャって?どこにある?どんな宿?
▼世界一周バックパッカーってどんなものを持ってるの?便利な旅行グッズ22選
以下の4つでブラジル・リオデジャネイロの情報を随時更新しています。
①宿ブログ⇨最新情報、観光情報、コロナ情報など
②Instagram⇨行きたい観光地や食べ物などを写真で見つけらます
③Facebook⇨Blog/Instagram/youtubeの宿の全ての最新情報がここに!!
本記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もしよろしければ他の記事も読んでみてください。