2021年3月27日(土)時点のブラジルのコロナ現状を紹介します
ブラジルでのコロナが拡大しているニュースは日本でもたまに放送されるようで、ブラジルは大丈夫ですか?という連絡を何件かいただきました。
心配していただき、ありがとうございます。
今回は疑問や観光のことではないですが、私が住んでいるブラジル、リオデジャネイロで起こっている現状について、お伝えできればと思います。
2021年3月27日時点での
- 世界の感染者数の上位5カ国
- ブラジル新規感染者数
- リオデジャネイロの感染者数
- リオデジャネイロで出ている規制(規制強化)
- 街の様子
今年のカーニバルの状況はこちら
世界のコロナ感染者数
本日時点で、感染者数の合計が多い国上位5カ国は以下の通りです。
(3月20日) (3月27日)
①アメリカ 29753884人⇨30179559人
②ブラジル 11871390人⇨12404414人
③インド 11555284人⇨11908910人
④ロシア 4388268人⇨ 4451565人
⑤フランス ⇨ 4434884人
⑥イギリス 4285684人(5位)⇨4325315人
3月6日まで3位だったブラジルが、インドを追い越し、2位になりました。
3月20日まで、イギリスの新規感染者の人数は、上位5国の中ではかなり少なくなってきていました。
3月27日時点では、6位だっだフランスとイギリスの順位が入れ替わっています。
ブラジルの新型コロナウィルス感染者数合計
現時点では、アメリカに続き、世界で2番目に合計感染者の多い国です。
コロナが広まった当初は世界第2位だったブラジル。
インドの感染者数の増加により、ブラジルは、3月6日までは第3位となっていましたが、
新規感染者の増加により3月16日から再び世界第2位となりました。
2021年3月27日時点での
ブラジルのコロナウィルス感染者数合計は12404414人
情報はグーグルページのニュースより
新規感染者数の比較 ブラジルと世界の国々
2021年2月20日時点
ブラジル全体の新規感染者数は53582人でした。
①アメリカは78018人
②インドは 13993人
インドは、上位3国の中では少し、新規感染者は減少していました。
日本の新規感染者数は、1297人。
2021年3月6日
ブラジル全体の新規感染者数は75495人でした。
①アメリカは65682人
②インドは 18284人
日本の新規感染者数は、1129人
2021年3月13日
ブラジル全体の新規感染者数は85663人でした。
①アメリカは64177人
②インドは 24882人
日本の新規感染者数は、1263人
2021年3月20日
ブラジル全体の新規感染者数は90570人でした。
①アメリカは60495人
②インドは 40953人 (インドの感染者は先週の約2倍に)
日本の新規感染者数は、1469人
2021年3月27日
ブラジル全体の新規感染者数は84245人でした。
①アメリカは75724人
②インドは 62258人
日本の新規感染者数は、1977人
ブラジルは先週より少し減り、アメリカとインドは先週より増えています。
- ブラジルと日本を比較すると、
ブラジルは新規感染者は1日で日本の約42倍。
- 今日のブラジルの新規感染者数も、先週に続き世界で一番増えている。
ブラジル国内の感染者数合計の多い州
ブラジルの中では州によって増えていたり、減っている州があります。
上位10の州は以下の通りです。
- サンパウロ
- ミナス・ジェライス
- パラナ(2/20 5位)(3/6 6位)
- リオグランデッドスウ(2/20 6位)(3/6 5位)
- サンタカタリーナ
- バイーア
- リオデジャネイロ
- セアラ
- ゴイアス
- パラー
本日サンパウロは、新規感染者が約2万1489人。
ブラジル全土の新規感染者は約8万5000人。
その中でブラジルの新規感染者の約25%はサンパウロ。
約16%はミナスジェライス州。この2つの州でブラジルの40%を占める
リオデジャネイロは全体の3%と他の州と比べると少ない。
リオデジャネイロの合計感染者数
3月6日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は591945人
3月13日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は604171人
3月20日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は618284人
3月27日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は635712人
10月4日から10日までの一週間では約2万人新規感染者が増加。
11月21日から28日の一週間では約1万人新規感染者が増加。
一時的に減少したのですが、また少しずつ増えはじめてきました。
ブログのコロナについての記事は、毎週土曜日に更新しています。
2月20日(土)の新規感染者数は2256人。
3月 6日(土)の新規感染者数は2251人。
3月13日(土)の新規感染者数は2505人。
3月20日(土)の新規感染者数は2354人。
3月27日(土)の新規感染者数は3179人。
2020年6月頃はリオはサンパウロに続き二番目の感染者数でした。
2020年11月末では、4位。
現在2021年3月27日では
リオは感染者合計がブラジルで7番目に多い州となっています。
リオデジャネイロの感染者数は減ってきているというより、他の州の感染者がかなり増えてきているといった印象です。
リオデジャネイロ州と日本を比較すると1日に日本の約1.5倍の新規感染者。
リオデジャネイロのコロナ規制
随時更新された情報は以下赤文字で表記しています。
ブラジルでの新規感染者が増加している影響で
2021年3月4日に新しい規制が更新されました。
2021年3月11日に新しい規制が更新されました。
2021年3月19日に新しい規制が更新されました。
2021年3月22日に新しい規制が更新されました。
(3月26日〜4月4日まで有効)
2020年10月からの規制
十分な感染症対策の実施を条件に
- 私立の教育機関の再開(任意)
- 屋外での文化活動、ライブハウスの営業可
- レストラン・バーでの音楽ライブが許可
10月4日〜10月10日で変更された点は以下の通り
- レストラン・バー・観光地での入場規制率が50%⇨3分の2以下へ引き上げ
劇場・映画館等の入場規制は入場率3分の1のまま50%の有用率で営業可能です。
2021年3月4日に出た主な規制
- 公共の広場や道路で23時〜5時まで滞在禁止
- すべてのお店で営業可能。17時以降の営業は禁止
- 海岸での商業活動の禁止。
- 公的、または私的空間でのイベント、パーティーの禁止。
- ナイトクラブの営業禁止
- マスクを着けての外出。
2021年3月11日に出た規制
3月11日、規制が少し緩和されました。
継続する規制
- 公共の広場や道路で23時〜5時まで滞在禁止 先週に引き続き
- 公的、または私的空間でのイベント、パーティーの禁止。
- ナイトクラブの営業禁止
- マスクを着けての外出。
- バー・レストラン、ビーチ沿いのキオスクのは21時まで営業可能。21時以降はデリバリーやドライブスルーのみ可能。
海岸での商業活動の禁止。 ⇨ 活動の再開可
2021年3月19日に出た規制
3月11日規制緩和⇨3月19日規制強化
現時点では、3月20日〜22日までの短期的な規制となります。
今回の規制での主な変更点↓↓
ビーチの滞在が禁止に。
2021年3月22日に出た規制
3月11日規制緩和⇨3月19日規制強化⇨3月22日規制強化
現時点では、3月26日〜4月4日までの短期的な規制となります。
先週に続き継続する規制
- 公共の広場や道路で23時〜5時まで滞在禁止
- 公的、または私的空間でのイベント、パーティーの禁止。
- 個人のビーチ滞在を禁止
- ナイトクラブの営業禁止
- マスクを着けての外出。
今回の規制での主な変更点↓↓
- 対面では、生活必需品サービスのみ可能
- バー・レストラン等の対面でのサービス禁止(デリバリーのみ可)
- 学校は、休校
以上の項目に抵触した場合、562.42レアル=約1万円程度の罰金が課される可能性があります。
ショッピング
ショッピング内の店舗は10時半〜22時まで営業可能。
75%の収容率を維持。
バー・レストラン
50%の収容率を維持した上で、23時まで営業可。
21時までの営業。21〜23時まではデリバリーのみ可。
デリバリーのみ可
ジム・ダンスサロン・トレーニングセンター
50%の収容率を維持した上で営業可。
観光関係
ホテルは営業可能。
主要観光スポット、博物館、美術館、遊園地、図
キリストやポンデアスーカルなどの観光地は、通常営業しており
リオの街は普通に観光できます。
ビーチ
海での滞在・遊泳・ビーチスポーツ等は可能。
ビーチでの商業活動の禁止。ビーチ沿いのバーの営業も禁止。
個人での滞在、商業活動、ビーチスポーツ、遊泳の禁止。
10月には緩和された規制でしたが、ブラジル全体の感染者の再増加により、
2021年3月4日に規制強化。
2021年3月11日規制緩和。
2021年3月19日規制強化。
2021年3月22日規制強化。
街の様子(宿の周辺のコパカバーナ地区)
リオの街は通常に戻りつつありました。
一時期少し減少傾向にあったコロナの感染者数が、再度増えてきたことにより、規制強化されレストラン、バーなどへの規制が特に厳しくなりました。
コパカバーナの道の様子
リオの生活は普通に戻りつつあります。観光客の姿もちらほら見られます。
中にはマスクなしで道を歩いている人もいました。
規制強化を受けて、ビーチ沿いで走ったりしている人も少し減っています。
コパカバーナのお店
2020年3月終わりから5月にかけては、開いていたのは、
スーパーと薬局、いくつかのレストランはデリバリーだけでした。
6月に入り、州からの規制が少し緩和され、ほとんどのお店が開きました。
規制は解除されていない状況でも、いくつかのレストランの中では、店内でご飯をだしているお店があったり、Barも店外に机を置いて飲める場所がありました。
10月に入りさらに規制が緩和されました。
夜、ビーチ沿いのレストランでは、生ライブができるように。
午前1時までの営業が可能ということもあり、ほとんど元の状況に戻りつつありました。
3月に規制が強化され、営業自体をしているビーチ沿いのレストランも減りましたが、11日の緩和により、ビーチ沿いのレストランも営業を再開しています。
22日の規制により、レストラン等の規制が強化され、デリバリーのみ。
スーパーの様子
スーパーに入る際には、体温を計られ、アルコール消毒してから入ります。
スーパーの中の品揃えはとてもよく、なくなっているものは、ほとんどありません。
基本的に普段の生活と変わらず、水も、肉も、米も、果物や野菜もなんでも手に入ります。
2021年に入り、物価は少し上がってきています。
ビーチの様子
10月に入り規制が緩和されました。
リオデジャネイロはどんどん暑くなっており、10月に入り毎日30℃を超えています。
朝から、ビーチには普通に人がいますし、ビーチで椅子や飲み物を販売する場所も普通に再開していました。
3月4日に規制が強化され、ビーチの滞在は許可されていますが、ビーチでの椅子の貸し出し等ができなくなりました。
3月11日〜19日の1週間は規制緩和により、ビーチに滞在する人も増えました。
20日〜の規制の結果、滞在しては行けなくなり、ビーチには人が一人もいません。
まとめ
先週に続き全世界から見たブラジルの位置。日本との比較をしました。
コロナウィルスはブラジルではまだ広がっています。
感染者は増加傾向にあり、3週間前まで緩和されたままだった規制は、3月4日に強化されましたが、3月11日に緩和。19日に強化され、22日にさらに強化。
今回の規制での一番大きな変化は、学校関連の休校とレストランの営業がデリバリーのみになった点です。
増加する新規感染者、規制はさらに強化されこの先どうなるのか。
今後もコロナの情報を継続してお届けできればと思います。
まだ、2、3ヶ月は、海外旅行する方は少ないかもしれませんが、コロナが収束し、普通の日常生活に戻ったら、ぜひブラジルに遊びに来てください。
これからも何か大きなブラジルのニュース等がありましたら、発信していけたらと思っております。
ツイッターやInstagramからも更新すると思いますので、もしよろしければ、フォローしてみてください。
参考になりましたら、友達、ブラジル好きの方等にシェアして情報を共有していただければ嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
コロナ期間9月18日のビーチの様子。気になる方は見てみてください。
ここ1週間は、外へ出ることは減りました。
健康に気をつけるようになりマテ茶を飲んだり
https://rionihonjinyado.com/omiyage-mate/
アサイーを食べたりしています。
2020年にはかなり上がったブラジルのインフレ。今年はどうなるのでしょうか?