ブラジルのコロナのニュースを紹介します。ブラジルの毎週土曜に更新しています。
ブラジルでのコロナが拡大したニュースは日本でも出ているようで、ブラジル大丈夫ですか?という連絡を何件かいただきました。心配していただき、ありがとうございます。
今回は疑問や観光のことではないですが、私が住んでいるブラジル、リオデジャネイロのリアルな現状について、お伝えできればと思います。
2020年10月4日時点、ブラジルのコロナウィルスの様子はこちら。
2020年10月10日時点での
- 新規感染者数
- リオデジャネイロの感染者数
- リオデジャネイロに出ている規制
- 街の様子
今年のカーニバルの状況はこちら
ブラジル新型コロナウィルス感染者数合計
現時点でアメリカ、インドに続き、世界で3番目に感染者の多い国です。
以前までは世界第2位でしたが、インドの感染者数の増加により、ブラジルは、第3位となりました。
10/10時点でのブラジルのコロナウィルス感染者数合計は5055888人
500万人を超えました。
情報はグーグルページのニュースより
ブラジルのコロナ新規感染者数
ブラジル全体で
先週10/4の新規感染者数は33431人でした。
今日10/10の新規感染者数は27444人です。
日本と比べると、本当にたくさんの人が一日で感染しています。
ブラジルでは一時期に比べると、新規感染者数は少しずつ減少してきています。
先週から今日までの一週間でもブラジルでの新規感染者数は減少しています。
リオデジャネイロの合計感染者数
10月4日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は266235人
10月10日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は282080人。
一週間で約2万人新規感染者が増えました。
リオは感染者合計がブラジルで四番目に多い州です。
ブラジル国内では、一番のサンパウロ州に続き、
二番目がバイア州
三番目がミナスジェライス州
四番目がリオデジャネイロです。
6月ごろはリオはサンパウロに続き二番目でしたが、他の州の感染者が増えてきています。
リオデジャネイロのコロナ規制
随時更新された情報は以下赤文字で表記しています。
現時点で出ている主な規制
- すべてのお店で入店可能人数を設けることを条件に営業。
- マスクをしないで道を歩いていると罰金対象。
- マスクなしでは、地下鉄、バス、お店にも入ることができません。
ショッピング
ショッピング内の店舗は10時〜22時まで営業可能。
フードコート内のレストランは
感染症対策を十分に実施することを条件に営業が可能。
バー・レストラン
入店率を50%に維持することを条件に営業可能。(更新されました)
入店率を3分の2以下までに維持することを条件に営業可能。
22時以降のバーやレストラン等以外でのアルコールの販売禁止。
ジム・ダンスサロン
ジムは予約制かつ入店率を一定に保ち営業可能。
ダンスなどは、人との接触なしでの条件で可能。
サウナ、プール、スパは使用不可。
観光関係
ホテルは営業可能。
主要観光スポット、博物館、美術館、遊園地、図50%以上の入場率3分の2以下の入場率を保ちつつ、十分な感染症対策の実施を条件んい営業可能。(更新されました)
キリストやポンデアスーカルなどは通常営業しています。
ビーチ
集団利用(ビーチバレー、サッカー等)は平日に限り利用可能。
ただし、週末・祝日は不可。
海での遊泳は可能。ビーチでの長時間の滞在は禁止。
10月から規制の変更点
10月1日〜10月4日までに変更された点は以下の3点です。
十分な感染症対策の実施を条件に
- 私立の教育機関の再開(任意)
- 屋外での文化活動、ライブハウスの営業
- レストラン・バーでの音楽ライブが許可
今後15日間状況を注視し、同期間後
10月4日〜10月10日で変更された点は以下の通り
- レストラン・バー・観光地での入場規制率が50%⇨3分の2以下へ引き上げ
レストラン・バー・観光地での入場制限は緩和されましたが
劇場・映画館等の入場規制は入場率3分の1のままです。
街の様子(コパカバーナ)
コパカバーナの道の様子
道にはコロナ前と変わらないくらい人がいます。
中にはマスクなしで道を歩いている人もいます。
コパカバーナのお店
3月終わりから5月にかけては、開いていたのは、
スーパーと薬局、いくつかのレストランはデリバリーだけでした。
6月に入り、州からの規制が少し緩和され、ほとんどのお店が開きました。
規制は解除されていない状況でも、いくつかのレストランの中では、店内でご飯をだしているお店があったり、Barも店外に机を置いて飲める場所があったりしています。
10月に入りさらに規制が緩和されました。
夜、ビーチ沿いのレストランでは、生ライブが行われ、人が賑わっています。
午前1時までの営業が可能ということもあり、ほとんど元の状況に戻りつつあります。
夜のビーチ沿いのバーは3分の2以下に緩和され、人がより賑わっていました。
スーパーの様子
スーパーの中の品揃えはとてもよく、なくなっているものは、ほとんどありません。
基本的に普段の生活と変わらず、水も、肉も、米も、果物や野菜もなんでも手に入ります。
石油の暴落の影響を受け、ブラジルレアルは打撃を受けており、価値はかなり下がっていますが、国内でのインフレも今のところは特に感じられません。
ビーチの様子
10月に入り規制が緩和されましたが、
ビーチでの長時間の滞在、土日の集団スポーツ等はまだ許可されていません。
リオデジャネイロはどんどん暑くなっており、10月に入り毎日30℃を超えています。
朝から、ビーチには普通に人がいますし、ビーチで椅子や飲み物を販売する場所も普通に再開しています。
規制されていますが、取り締まれていないので、ビーチにきている人は日に日に増えているのが現状です。
ビーチにいる人で、マスクをしている人はほぼいません。
規制が緩和されていない土日でも、暑い日のビーチはかなり混んでいます。
まとめ
- 今日の新規感染者数 27444人
(過去最高は一日に69074人)
- 今までのリオデジャネイロの感染者数合計 282080人
(ブラジル国内の州で4番目)
- 10月に入り、規制の変更点あり
コロナウィルスはブラジルではまだ広がっています。
個人的な意見としては、州が規制を緩和したことで、お店も開きだし、コパカバーナの道路では、マスクをしていない人も見かけます。
そんな中で、サッカー、リオデジャネイロの州リーグは再開され、気持ち的には、三ヶ月間もステイホームしていたし、そろそろ大丈夫だろうという感覚になっている人がかなり増えていると思います。
規制は緩和されていますが、実際には、まだ感染者数は少なくないのが現状です。
これから、2、3ヶ月は、海外旅行はできないかもしれませんが、コロナが収束し、普通の日常生活に戻ったら、ブラジルに遊びに来てください。
これからも何か大きなブラジルのニュース等がありましたら、発信していけたらと思っております。
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読んでいただき、ありがとうございました。
コロナ期間9月18日のビーチの様子。気になる方は見てみてください。