W杯やオリンピックも行われたブラジル。
その中でも一番観光客が訪れた街はリオデジャネイロです。
W杯では、初戦と決勝が行われたマラカナンスタジアム。
オリンピックはリオ五輪と言われるほどリオという街の名前は世界でさらに有名になりました。
リオデジャネイロは世界文化遺産
ユネスコ協会連盟の登録名は
リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群
2012年に登録されました。
すでに文化遺産として登録されているものはありましたが、
この時ブラジルでは初となる文化的景観の登録となりました。
国内では19個目の世界遺産。
山と海との間のカリオカの景観群とは
「カリオカ」とは、リオデジャネイロの住民や出身者のことを言います。
日本でい言う大阪人、関西人みたいな感じです。
「マチュピチュ」「アンコールワット」と言われれば「これが世界遺産なんだ!」と
思えるのですが、山と海とカリオカの景観群と言われるとなんともパッとしません。
リオは街並みが綺麗なので世界遺産というのではなく、
コルコバードの丘やコパカバーナ海岸などの自然に都市周辺の人の手が加わった結果
発達してきた文化的景観がまとめて対象となっています。
何が世界遺産の対象になっているのか?
主な構成は4つ
- キリスト像で有名なコルコバードの丘と植物園
- グアナバラ湾と海岸線
- チジュカの森
- ペドラ・ボニータとペドラ・ダ・ガヴェア
一つずつ写真付きで、紹介して行きます。
キリスト像のあるコルコバードの丘
ここからの景色は絶景です。世界遺産のリオの街全体を見渡すことができます。
グアナバラ湾と海岸線
グアナバラ湾は「世界三大美港」にも選ばれているほど、景色が綺麗な港です。
リオオリンピックでは、セーリングの種目がグアナバラ湾で行われました。
海岸線で有名なのは、4kmにも続くコパカバーナビーチ。宿もここにあります。
ここからも世界遺産の街を眺めることができます。
チジュカの森
ブラジルは自然をとても大切にする国です。チジュカの森も国に守られた、大切な森です。
ペドラ・ボニータとペドラ・ダ・ガヴェア
この先に見える二つの山がガーベアとボニータです。
街から眺めても絶景ですが、この上からの景色はなんとも言えません。
まとめ
今回はリオデジャネイロの世界遺産についてまとめてみました。
街全体が世界遺産で、どこにいても綺麗な景色が見えるのは、気分がいいですし、写真に残したい場所が、本当にたくさんあります。
景色が綺麗なのは本当に素敵なことですが、残念なことにリオは治安の面でも気をつけなければなりません。
観光の際には、景色だけに集中せず、荷物にも十分注意して、安全に観光していただければと思います。