こんにちは。ブラジル、リオデジャネイロにある日本人宿カイピリーニャです。

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参考になりましたら、他の記事も読んでいただけると嬉しいです。

さて、今回は、

ブラジル映画の名作23選！リオやサンパウロが舞台のおすすめ映画も紹介

 

個人的な話になるですが、私は、漫画を読んだり、映画を観るのが好きです。

ブラジル映画は、文化や語学を学ぶのにとても役立ったと思っています。

本記事を読んでいただき、一本でも「この映画観たいな」と思うものが見つかったら嬉しいです。

また、もし本記事で紹介していないものやおすすめのブラジル映画などがありましたら、コメント欄で教えてください。

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ブラジル映画ってどんな映画？

ブラジル映画は多様性に富み、さまざまなジャンルやスタイルが存在します。その中には、社会的な問題を扱ったドラマやコメディ、伝記映画、ホラー、アクション、ドキュメンタリーなどが多いです。

ブラジル映画の歴史

ブラジル映画の歴史は古く、1910年代には制作が始まりました。

しかし、特に1950年代以降において、ブラジル映画はその独自性や国際的な評価を高め、ブラジル国内外で多くのファンを獲得したと言われています。

特に1960年代から1980年代にかけて、新しい映画の潮流が生まれ、ブラジル映画はさまざまな文化的、政治的な影響を受けながら発展してきました。

ブラジル映画の特徴

ブラジル映画の特徴としては、その多様性や独自の視点が挙げられます。

ブラジルは、1967年にブラジル連邦共和国となりました。

国なってからの歴史は、日本よりも浅く、いろんな国の移住者がいるブラジル。

ブラジル映画では、多民族・多文化社会の影響を反映し、しばしば貧困、社会的不平等、人種差別などのテーマを扱っています。

また、自然豊かな風景やカーニバル、サッカーといったブラジル特有の要素も頻繁に登場します。

ブラジル映画は、その独自性や深いテーマ、魅力的なストーリーテリングによって、国内外で高い評価を受けていると言えます。

ブラジルで有名な映画監督5人

ブラジルには多くの有名な映画監督がいますが、その中でも特に著名な人物をいくつか挙げます。

これらの映画監督は、ブラジル映画界において重要な位置を占め、その作品は国内外で高い評価を受けています。

①ゴラ・ホーシャ (Glauber Rocha)

新シネマ運動の中心的存在であり、ブラジル映画の先駆者の一人として知られています。彼の作品は、政治的なテーマや実験的な映像表現で評価されています。

②フェルナンド・メイレレス (Fernando Meirelles)

『シティ・オブ・ゴッド』や『コンスタンティン』などで知られる映画監督です。彼の作品は国際的な評価を受け、ブラジル映画の名声を高めました。

③ウォルター・サレス (Walter Salles)

『中央駅』や『モーターサイクル・ダイアリーズ』などの作品で知られる映画監督で、国際的な成功を収めています。

④カルロス・ジエギス (Carlos Diegues)

『我々の地球はいつまで持つか?』や『マンゴ・イエレニス』などの作品で知られる映画監督で、ブラジルの文化や社会をテーマにした作品を手がけています。

⑤ジョゼ・パジーリャ (José Padilha)

『エリート・スクワッド』シリーズやNetflixの『ナルコス』などで知られる映画監督で、アクションや社会問題をテーマにした作品を制作しています。

ブラジルの名作映画３０選

1. シティ・オブ・ゴッド (Cidade de Deus)

おそらく一番有名なのではないかというブラジル映画の王様。

「シティ・オブ・ゴッド」は、ブラジルのスラム街を舞台にした犯罪ドラマであり、2002年に公開されました。カンヌ国際映画祭などで高い評価を受け、世界的な注目を集めました。

物語は、リオデジャネイロのスラム街「シティ・オブ・ゴッド」で育った少年の成長と、彼の周囲で起きる犯罪や暴力を描いています。主人公は、物語は、主人公である写真家の目を通してスラムの日常や犯罪組織の内情をリアルに描き出しています。

ファベーラツアーへ行く方や行かれた方には、必ずおすすめしています。

あまり知られていないかもしれませんが、2007年ブラジル映画グランプリ（ノミネート）されている『シティ・オブ・メン（Cidade dos Homens）』も私は好きです。

リオデジャネイロに実際にあるファベーラが舞台になっています。

映画も有名ですが、TVシリーズはかなりレアです↓

 

2. 黒いオルフェ (Orfeu Negro)

リオデジャネイロのカーニバルを背景に、ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケを描いたラブストーリー。1959年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞しました。

3. セントラル・ステーション (Central do Brasil)

孤児の少年と老婦人がブラジル中を旅する感動的なドラマ。ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞しました。

4. エリート・スクワッド (Tropa de Elite)

リオデジャネイロの特殊部隊BOPEを描いたアクション映画。現実の犯罪と警察の腐敗を鋭く描いています。

5.エリート・スクワッド2 (Tropa de Elite 2)

続編で、前作よりも深く腐敗した政治と警察の現実に切り込んでいます。ベルリン国際映画祭で観客賞を受賞した映画。

6. ガヒンシャ (Garrincha: Estrela Solitária)

リオデジャネイロのBotafogoでプレーしたブラジルの伝説的なサッカー選手ガヒンシャの伝記映画。彼の波乱万丈な人生を描いています。

7. O Que É Isso, Companheiro?

1970年代のブラジルの軍事政権時代を描いたドラマ。政治的な緊張と革命家たちの活動を描いています。

8. ドナ・フロールと二人の夫 (Dona Flor e Seus Dois Maridos)

死んだ夫と新しい夫の間で揺れるドナ・フロールのコメディドラマ。

ブラジルの有名な小説を映画化したものです。

9. カランジル (Carandiru)

ブラジルの悪名高い刑務所での実話を基にしたドラマ。囚人たちの生活と人間模様を描いています。

10. バコ (Bacurau)

ブラジルの小さな村が謎の攻撃に直面するサスペンス映画。独特の雰囲気と社会的なメッセージが込められています。

11. トランストランジション (Transição)

ブラジルのトランスジェンダーコミュニティを描いたドキュメンタリー。

個人の権利と社会の認識の変化を描いています。

12. グッド・マナーズ (As Boas Maneiras)

超自然的な要素を含むサスペンスドラマ。都会での孤独と異質性をテーマにしています。

13. 愛のコンチェルト (Vinícius)

ブラジルの詩人ヴィニシウス・デ・モライスの生涯を描いたドキュメンタリー。

彼の詩と音楽がどのように影響を与えたがわかる映画です。

14. アクエリアス (Aquarius)

海辺のアパートに住む女性が再開発に立ち向かうドラマ。

強い意志を持つ主人公が印象的です。

15.フォルタレザのブラジル銀行で強盗(O Assalto ao Banco Central)

ブラジルフォルタレーザで実際の銀行強盗事件を基にした映画。

計画と実行の緻密さが描かれています。

16. ラスト・ストップ 174 (Última Parada 174)

リオデジャネイロで起きたバスジャック事件を描いたドラマ。

実話を基にしており、緊張感が漂います。

17. オルフェ (Orfeu)

1959年の映画「黒いオルフェ」のリメイク。

現代のリオデジャネイロを舞台にしたラブストーリーです。

18. ガウチョの歌 (O Pagador de Promessas)

貧しい農夫が奇跡を起こすために苦難の旅をする物語。

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞しました。

19. ピクニック (Piquenique)

1970年代のブラジルの若者文化を描く青春映画。

友情と恋愛、そして社会的な変革を描いています。

20. アウグストの記憶 (Memórias do Cárcere)

ブラジルの著名な作家アウグスト・ボアの回顧録を基にした映画。

彼の苦難と創作の旅路を描いています。

21. サンパウロ・ソシエダージ (São Paulo, Sociedade Anônima)

1950年代のサンパウロを背景にしたドラマ。都市の発展と個人の葛藤を描いています。

22.サンパウロ、世界で最も有名な娼婦 (Bruna Surfistinha)

『サンパウロ、世界で最も有名な娼婦』は、サンパウロの街を舞台に、娼婦として生きる美しい女性ローザ（ソニア・ブラガ）の波乱万丈な人生を描いた感動のドラマです。

貧困から抜け出そうとする彼女の奮闘と、さまざまな人々との出会いがリアルに描かれています。

23. ラバ (Trabalhar Cansa)

サンパウロを舞台にしたホラー映画。新しい事業を始めた主婦の恐怖体験を描いています。

リオデジャネイロが舞台の有名な映画

サンパウロが舞台の有名な映画

これらの映画は、ブラジルの多様な文化や社会問題を描いています。

ブラジル映画の魅力を感じるために、ぜひこれらの作品を観て見てみてください。

それぞれの映画が、ブラジルという国の持つ複雑さと美しさを映し出しています。

最近私が観たリオデジャネイロが舞台の映画

ブラジル映画の映画監督が作った作品ではないですが、私が最近見た映画で、リオデジャネイロが舞台になっているものを３本紹介します。

「ブルー 初めての空へ」

 

 

 

2011年のアメリカの3DCGによる3Dアニメ映画。

絶滅危惧種のアオコンゴウインコをモデルにしています。

田舎育ちのガリ勉インコが リオでサンバ！飛べルンバ！

『アイス・エイジ』のスタッフが作成しています。

この映画は、実在の障害者パイロットであるジェシカ・コックスの実話を基にしたドラマ映画です。物語は、幼少期から飛行機が大好きだったものの、障害により飛行ができないと思い込んでいた青年ブルーが、ある出来事をきっかけに夢を追い求め、彼が飛行機に乗ることで、自分の限界に挑戦し、成長していく姿が描かれています。

感動的なストーリーと美しいリオデジャネイロの風景も出てくるおすすめの作品です。

ワイルド・スピード/MEGA MAX

『ワイルド・スピード/MEGA MAX』（2011）は、ワイルドスピードシリーズの5作目です。

壮絶なカーチェイスやアドレナリン全開の戦闘シーンが、リオデジャネイロの美しい風景とともに繰り広げられます。

物語は、主要キャラクターたちがリオデジャネイロに集結し、リオデジャネイロでの大胆な強盗計画に挑む姿を描いています。圧倒的なスピードと勢いで迫るカーチェイス、緊迫感溢れるアクション、そしてキャラクターたちの絆が試される壮大な物語です。

リオデジャネイロの美しい風景と、圧倒的なアクションシーンが魅力です。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

まとめ

今回は、ブラジルの名作映画、リオデジャネイロ、サンパウロが舞台になっている映画を紹介しました。

見たことがある映画は、ありましたでしょうか？

私は、ブラジルに来るまでブラジル映画は、一本も見たことがありませんでした。

難しい歴史の本などを読むのは、あまり得意でないため、映画をみて、ブラジル文化やポルトガル語を学ぶのに良かったです。

もし、観てみたいと思ったり、興味が持てた映画が一本でも見つかったら嬉しいです。

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