カーニバル・サンバ情報

【リオのカーニバル2026】2月21日チャンピオンパレードの出場チームとテーマを徹底解説!

こんにちは。2015年からブラジル、リオデジャネイロにある日本人宿カイピリーニャです。

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もし、参考になりましたら、他の記事も読んでいただけると嬉しいです。

今回の記事は・・・

【リオのカーニバル2026】2月21日チャンピオンパレードの出場チームとテーマを徹底解説!

 

この記事を読めばわかること

①2026年リオのカーニバルでチャンピオンパレードに出場するサンバチームの一覧

②各サンバチームの2026年テーマ(Enredo)とその意味

③チームごとの歴史・実績・立ち位置の違い

④初心者でも楽しめる注目ポイントと見どころ

宿のお客さん
宿のお客さん
2月21日にチャンピオンパレードを観に行きます。出場チームや見どころについて教えてくれませんか?
トュカーノさん
トュカーノさん
良い質問じゃ!事前にチームのことを予習しておくと、より楽しめるぞい。それでは解説していくぞい!

チャンピオンパレードってなに?

チャンピオンカーニバルのシステム

リオのカーニバル2026のスケジュール↓

2月15日 リオのカーニバル2026:1日目4チーム出場
2月16日 リオのカーニバル2026:2日目4チーム出場
2月17日 リオのカーニバル2026:3日目4チーム出場
2月18日 審査結果発表:チャンピオンカーニバル出場チームが決定!
2月21日 リオのカーニバル2026チャンピオンパレード

上位6チームが出場

2月15・16・17日に開催されたリオのカーニバル2026。

出場した12チーム中、上位6位に入賞したチームで後日開催されるのがチャンピオンパレードです。

今年は2月21日(土)に開催され、パレードの内容は本戦で行なったものと基本的には同じです。

出演順は、6位からスタートし、優勝チームは最後に出演します!

後になるほど強いチームが出てくるという仕組み。

今年良かった上位のチームだけが見れますし、本戦は1日4チームですが、チャンピオンカーニバルは6チームなので、満足感のある一夜になること間違いなしです!

2月21日(土)チャンピオンパレード出場チーム&テーマ完全解説

出場チーム6チーム

ここでは、2月15日編、16日編、17日編の記事から、チャンピオンパレードに出場するチームのみ抜粋し、出場チームごとの特徴(歴史や実績)と、
2026年のテーマや歌詞を日本語に翻訳し見どころをまとめました。

2月15日出場チームの解説はこちらから↓

2月16日出場チームの解説はこちらから↓

2月17日出場チームの解説はこちらから↓

それでは、出演順に解説していきます!

【特に注目】2026年の審査で最優秀を取得したチームと審査項目

カーニバルでは、特に凄かったチームや項目には特別賞を与えられます。

今年のカーニバルで一番よかった項目に注目してみるとチャンピオンカーニバルもより楽しむことができると思います。

最優秀賞をもらったチームと項目まとめ

今回のチャンピオンカーニバルの見どころまとめです。

出場チーム順に紹介します!!

6位 マンゲイラ
  • Porta-bandeira(ポルタ・バンデイラ):旗手の女性ダンサー
5位 インペラトリス
  • Melhor Ala(最優秀アーラ):最も優れた隊列・グループ
4位 サウゲイロ
  • Puxador(プシャドール):メイン歌手/リードシンガー
    Igor Sorriso イゴール・ソリゾ
3位
  • Samba-enredo(サンバ・エンヘード):テーマ曲
  • Inovação(イノバサオ): 革新賞
    tamborim quadrado=四角いタンボリン(通常丸型の太鼓)の導入
2位 ベイジャ・フロール
  • Reveração(ヘベラサオ):新人賞・ブレイク賞
    サンバの女性リードシンガー、ジェシカ・マルチン
1位 ヴィラドーロ
  • Escola(エスコーラ):チーム全体

  • Comissão de Frente(コミサォン・ジ・フレンチ):先頭演技チーム

  • Mestre-sala(メストリ・サラ):旗手の男性パートナー

  • Enredo(エンヘード):テーマ
  • Personalidade do Ano:年間最優秀人物賞
    テーマの人物「メストリ・シッサ」

①マンゲイラ

2026年6位入賞チーム!トップバッターはマンゲイラです。

本戦では、2月15日4番目に出演しました。

また、下記の項目で最優秀賞に選ばれているので、注目してみてください!

【最優秀賞を獲得した審査項目】

  • Porta-bandeira(ポルタ・バンデイラ):旗手の女性ダンサー

マンゲイラのチーム概要

正式名称:G.R.E.S. Estação Primeira de Mangueira

1928年創設で、チームカラーは緑とピンクです。

ポルテーラと並ぶリオ屈指の名門チームで、社会問題や歴史の再解釈をテーマにすることで知られています。

  • 歴史:非常に長い

  • 実績:優勝多数

  • 評価傾向:メッセージ性+芸術性

マンゲイラの2026年テーマ(Enredo)

「エンカント・トクジュのメストレ・サカカ ― 黒いアマゾンの守護者」

マンゲイラの2026年のテーマは、

「エンカント・トゥクジュのメストレ・サカカ ― 黒いアマゾンの守護者」です。

聞き慣れない単語ばかりですが、ざっくり言うと、

ブラジル最北端のアマパー州とアマゾンの黒人文化

を題材としたテーマとなっています。

エンカント・トゥクジュのメストレ・サカカ ってなに?

それぞれの言葉の意味を解説していきます!

メストレ・サカカ(Mestre Sacaca)
アマパー地方に伝わる、森の治療師・呪術医・精霊と人をつなぐ存在。
近代医療以前から、人々の命と精神を支えてきた象徴的存在。

エンカント(Encanto)
魅惑・霊的世界という意味で、精霊や自然など見えない力が息づく世界を指します。
アマゾンの信仰感を表す重要な言葉です。

トゥクジュ(Tucuju)
アマパー州マカパー周辺の先住民・黒人・混血文化が融合した人々のアイデンティティを表す言葉です。

このテーマで伝えたいこと

今年のテーマ曲では、ブラジル最北端のアマパー州を舞台に、先住民文化や宗教、黒人文化が重なり合って生きてきた世界を表現しています。

曲中では、

サカカ(森の治療師)

プレット・ヴェーリョ(年老いた黒人=奴隷として生き、苦難を耐え抜いた祖先の精霊)

薬草・燻蒸・太鼓・トランス

というワードが登場します。

それらは宗教というより、生きるための知恵そのもの

この曲は信仰・医療・踊り・音楽が分離されていないアマゾン的世界観を肯定しています。

「アマゾンに生きる黒人と先住民の知恵・信仰・誇りを体現する守護者を讃える物語」

をサンバで表現します。

②インペラトリス・レオポルジネンセ

2026年5位入賞!2番目はインペラトリスです。

本戦では、2月15日2番目に出演しました。

また、下記の項目で最優秀賞に選ばれているので、注目してみてください!

【最優秀賞を獲得した審査項目】

  • Melhor Ala(最優秀アーラ):最も優れた隊列・グループ

インペラトリスのチーム概要

正式名称:G.R.E.S. Imperatriz Leopoldinense

Ficheiro:Bandeira do GRES Imperatriz Leopoldinense.jpg – Wikipédia, a enciclopédia livre

1959年創設の伝統あるチームで、チームカラーは緑と白。

Grupo Especial(1部リーグ)優勝経験も複数回ある名門チームです。

  • 歴史:長い

  • 実績:Grupo Especial(1部リーグ)優勝経験あり

  • 評価傾向:完成度・美しさ重視

インペラトリスの2026年テーマ(Enredo)

カメレオンのように(Camaleônico)

インペラトリスの2026年のテーマは、「カメレオンのように」です。

このテーマは、ネイ・マトグロッソという芸術家の存在を通して、

「ありのまま、変幻自在に生きることは、祝福であり、抵抗である」

というメッセージを、サンバとカーニバルの熱量で描いています。

ネイ・マトグロッソはどんな人?

テーマの核となるネイ・マトグロッソ(Ney Matgrosso)という人物。

Aos 83 anos, Ney Matogrosso faz em SP o maior show solo da carreira

ネイ・マトグロッソは、ブラジル音楽史において唯一無二の存在とされる歌手・パフォーマーで、国民的スターです。

彼の特徴は、

  • 男性とも女性とも言い切れない中性的な表現

  • 動物を思わせる野性的な動き

  • ファルセットを多用した高く鋭い声

  • メイク・衣装・身体表現すべてを使った舞台芸術的パフォーマンス

当時のブラジルは軍事政権下

表現の自由が制限される時代に、ネイ・マトグロッソは「歌」「身体」「存在そのもの」で、権力・検閲・固定的な価値観に対抗し続けました。

そのため彼は単なる歌手ではなく、

自由・多様性・抵抗の象徴

ジェンダーやアイデンティティの境界を壊した先駆者

として、今も強く尊敬されています。

テーマを通して伝えたいこと

ネイ・マトグロッソをテーマに制作したサンバ。

タイトルの 「カメレオンのように(Camaleônico)」 は、

姿や表現は自在に変わるが、本質は決して変わらない存在

を意味しています。

今年のテーマ曲の歌詞の中でネイ・マトグロッソは、

「半分は男、半分は獣」

「鳥であり、女でもある」

「沈黙であり、叫び」

というように、相反するものを併せ持つ存在として描かれています。

「どちらかに決めなくていい」

「定義されなくていい」

という、彼の生き方そのものをパレードを通じて表現します。

③サウゲイロ

2026年4位入賞!3番目はサウゲイロです。

本戦では、2月17日4番目に出演しました。

また、下記の項目で最優秀賞に選ばれているので、注目してみてください!

【最優秀賞を獲得した審査項目】

  • Puxador(プシャドール):メイン歌手/リードシンガー
    Igor Sorriso イゴール・ソリゾ

サウゲイロのチーム概要

正式名称:G.R.E.S. Acadêmicos do Salgueiro

リオ北部のアンドアライ地区を拠点とするチーム。

チームカラーは赤と白。

  • 歴史:1953年創立で、サンバ史を代表する屈指の名門チーム

  • 実績:優勝経験あり

  • 評価傾向:物語性・構成力・リズムの安定感

名門チームだけあり、重厚なテーマもエンタメとして上手く昇華します。

常に上位争いに絡む安定感のあるチームです。

サウゲイロの2026年テーマ(Enredo)

魔女も、干しダラも、義足の海賊も恐れなかった、先生の狂騒のカーニバルの旅
(A delirante jornada carnavalesca da professora que não tinha medo de bruxa, de bacalhau e nem do pirata da perna-de-pau)

サウゲイロの2026年のテーマは、「魔女も、干しダラも、義足の海賊も恐れなかった、先生の狂騒のカーニバルの旅」です。

一風変わっていますが、このテーマは、ローザ・マガリャンイスを“先生”として讃える賛歌です。

童話・幻想・ユーモアを交えながら、想像力で世界を渡る先生の物語です。

ローザ・マガリャンイスってどんな人物?

ローザ・マガリャンイス(Rosa Magalhães)は、ブラジル・カーニバル史に名を刻む最重要カーニバレスカ(カーニバルパレード演出家)の一人です。

Rosa Magalhães, super campeã do carnaval do Rio, morre aos 77 anos - Estado de MinasEstado de Minas

  • 生年:1947年

  • 本業:美術教師・舞台美術家

  • 専門:歴史・文学・美術を融合させたカーニバル演出が得意

ローザは長年、本業の美術教育に携わると同時に、多くの若手カーニバレスコ(カーニバルパレード演出家)を育ててきました。

ローザ・マガリャンイスのカーニバルでの功績

ローザが演出を手がけたカーニバルの優勝回数はなんと7回以上!

主に活躍したのは、このサウゲイロ(Acadêmicos do Salgueiro)と、

15日出場のインペラトリス(Imperatriz Leopoldinense)などです。

彼女の演出は、ブラジル史、植民地時代の美術、文学・童話・幻想世界を

教科書のように正確で、絵本のように美しい形で表現するのが特徴です。

このテーマで伝えたいこと

今年のテーマ曲では、ローザ・マガリャンイスを「勝たせた演出家」ではなく、
未来を育てた教育者として讃えています。

彼女が教えたのは、踊り方でも飾り方でもなく、想像力で世界を読み直す方法だと表現しています。

歌詞の中には、

Mestra, você me fez amar a festa
(先生、あなたは私に祭りを愛することを教えてくれた)

という彼女から演出を教わった弟子たちの思いや、

A décima estrela brilha em Rosa Magalhães(ローザに輝く10番目の星)

サウゲイロの10回目の優勝=ローザの功績で、彼女の功績を讃えるフレーズが登場します。

彼女が継いだ意思は、今もサプカイの大通り(サンバ会場)に咲き続けています!

④ヴィラ・イザベル

2026年準優勝!4番目はヴィラ・イザベルです。

5番目に出演のベイジャ・フロールと同点で、同率2位でした。

本戦では、2月17日2番目に出演しました。

また、下記の項目で最優秀賞に選ばれているので、注目してみてください!

【最優秀賞を獲得した審査項目】

  • Samba-enredo(サンバ・エンヘード):テーマ曲
  • Inovação(イノバサオ): 革新賞
    tamborim quadrado=四角いタンボリン(通常丸型の太鼓)の導入

ヴィラ・イザベルのチーム概要

正式名称:G.R.E.S. Unidos de Vila Isabel

リオ北部のヴィラ・イザベル地区を拠点とするチーム。

チームカラーは水色と白。

  • 歴史:1946年創立。作曲家ノエル・ホーザゆかりの地を拠点とする伝統チーム

  • 実績:優勝経験あり

  • 評価傾向サンバ(楽曲)の質の高さが最大の武器

詩的・文化的テーマとの相性が良く、派手さよりも完成度と音楽性で点を積むタイプです。

ヴィラ・イザベルの2026年テーマ(Enredo)

「私は夢を見た、あるサンビスタがアフリカを夢見たと」Macumbembê, Samborembá

ヴィラ・イザベルの2026年のテーマは、「私は夢を見た、あるサンビスタがアフリカを夢見たと」です。

このテーマは、エイトル・ドス・プラゼレス(Heitor dos Prazeres)という人に捧げられた歴史賛歌です。

エイトル・ドス・プラゼレス(Heitor dos Prazeres)って誰?

Heitor dos Prazeres - Wikipedia
  • 生没年:1898年リオ生まれ ― 1966年没

  • 出身:リオ・デ・ジャネイロ(“小さなアフリカ”と呼ばれた黒人文化圏)

  • 肩書:サンバ作曲家/歌手/画家/文化人

サンバチーム創設期に関わり、ヴィラ・イザベル周辺の文化的基盤を支えました。

画家としても活動し、ファヴェーラやサンバの情景を素朴で力強いタッチで描きました。

このテーマが伝えたいこと

今年のテーマは、「サンバとマクンバ(黒人宗教)は切り離せない」という宣言です。

テーマ曲の歌詞では、エイトルを通して、黒人宗教やサンバの歴史が語られています。

アフリカから来た信仰は、ブラジルの黒人文化が根付く都市バイーアを経て、リオの「小さなアフリカ」に根づきます。

そこで生まれたリズムと信仰がサンバの基礎となり、やがてサンバチームが創られていきます。

エイトル・ドス・プラゼレスはその体現者

画家であり、サンバの礎を築いた黒人芸術家です。

ヴィラ・イザベルもその流れの中にあり、創設に関わったエイトルを讃えています。

⑤ベイジャ・フロール

2026年準優勝!5番目はベイジャ・フロールです。

4番目に出演のヴィラ・イザベルと同点で、同率2位でした。

2025年には優勝しています!

本戦では、2月16日2番目に出演しました。

また、下記の項目で最優秀賞に選ばれているので、注目してみてください!

【最優秀賞を獲得した審査項目】

  • Reveração(ヘベラサオ):新人賞・ブレイク賞
    サンバの女性リードシンガー、ジェシカ・マルチン

ベイジャ・フロールのチーム概要

正式名称:G.R.E.S. Beija-Flor de Nilópolis

リオ近郊のニロポリスを拠点とするチームで、チームカラーは青と白。

「優勝候補の常連」として常に名前が挙がる強豪チームです。

  • 歴史:1948年創立。近代カーニバルを代表する名門チーム。

  • 実績:優勝経験多数。常に優勝候補に挙がる強豪。

  • 評価傾向:構成力と完成度が非常に高く、審査員評価が安定している

宗教・黒人文化・歴史的テーマを扱うのが非常に上手く、重厚でメッセージ性の強いパレードを得意とします。

ベイジャ・フローの2026年テーマ(Enredo)

「ベンベー(Bembé)」

ベイジャ・フローの2026年のテーマは、「ベンベー」です。

このテーマは、「マクンバ(アフロブラジル宗教・文化)」を差別や蔑称ではなく、誇りとして取り戻す宣言です。

ベンベーってなに?

テーマになっているベンベー。一言で言うと、

アフロ系宗教の信仰が、街のど真ん中で行われる公の祝祭・儀礼のことです。

ベンベー(Bembé)はアフロ・ブラジル文化圏の言葉で、

太鼓(特にアタバッキ)を鳴らし、踊り、祈り、オリシャを讃えます。

テーマを通して伝えたいこと

アフロ・ブラジル文化の祝祭の名前ベンベーをそのままテーマにしたサンバ。

歌詞の中では、マクンバ(アフロ・ブラジル系文化)5月13日(奴隷制廃止の日)といったワードが登場します。

アフロ・ブラジルの信仰や文化は、長い抑圧の歴史を超えて守られてきた「生きた遺産」。

ベンベは、太鼓と踊り、祈りによって祖先とつながり、街そのものを聖なる空間へと変える祝祭。

5月13日は、法律だけでは語れない「黒人たちが勝ち取ってきた自由」を再確認する日。

カーニバルを通して、信仰を隠さず、誇りとして公共の場で表現する権利を力強く宣言しています。

⑥ヴィラドーロ

2026年優勝!6番目のトリを飾るのはヴィラドーロです。

2024年にも優勝しています!

本戦では、2月16日3番目に出演しました。

また、下記の審査項目で最優秀賞に選ばれているので、注目してみてください!

【最優秀賞を獲得した審査項目】

  • Escola(エスコーラ):チーム全体

  • Comissão de Frente(コミサォン・ジ・フレンチ):先頭演技チーム

  • Mestre-sala(メストリ・サラ):旗手の男性パートナー

  • Enredo(エンヘード):テーマ
  • Personalidade do Ano:年間最優秀人物賞
    テーマの人物「メストリ・シッサ」

ヴィラドーロのチーム概要

正式名称:G.R.E.S. Unidos do Viradouro

リオ対岸の都市ニテロイを拠点とするチームで、チームカラーは赤と白です。

ここ数年で評価を一気に高めた、今もっとも勢いのある学校のひとつ
サンバの完成度、山車の迫力、テーマ解釈の明快さに定評があります。

  • 歴史:1946年創立の伝統チーム

  • 実績:近年上位常連となり、優勝争いに加わる実力派

  • 評価傾向:物語構成が明快で、技術点・総合点ともに安定した評価を得やすい

構成やストーリー展開が分かりやすく、カーニバル初心者にも非常に観やすいチームです。

ヴィラドーロの2026年テーマ(Enredo)

「行こう、シッサ!」

ヴィラドーロの2026年のテーマは、「行こう、シッサ!」です。

シッサとは人の名前です。

なんだかスローガンのようですが、

シッサへの最大級のリスペクトと愛情”を込めた呼びかけを意味しています。

シッサってどんな人物?

シッサの本名は、Mestre Ciça(メストリ・シッサ)

サンバチームの心臓部であるバテリア(打楽器隊)の総指揮者を務めています。

リオのカーニバル界ではとても有名で、名匠とされています。

このテーマが伝えたいこと

今年のテーマ曲は、ヴィラドーロが偉大な打楽器指揮者シッサ(Ciça)へ捧げる、愛と感謝、そして継承の物語となっています。

歌詞では、シッサの人生を描きながら、彼への感謝やサンバへの愛が表現されています。

サンバは単なる音楽ではなく、人生そのものであり、師から弟子へ受け継がれる「生きた知識」だと語られています。

また、個人の才能だけでなく、共同体として一つになり鼓動を刻むことの尊さを強調しています。

「終わらない物語」として、サンバの歴史と魂が未来へ続くことを宣言しています。

歴史のあるサンバ、カーニバル。

来年も再来年も、その先もずっとリオのカーニバルはあり続けます!

まとめ

2月21日のリオのカーニバル2026チャンピオンパレードの出場チームと今年のテーマについて紹介しました。

宗教や文化に加え、チームに多大なる影響を与えた師を讃えるチームも多数ありましたね。

初めて観る人ほど、事前にテーマを知っておくことで、サンバの歌詞・演出の理解度が一気に上がります。

<2月21日(土)のカーニバルのテーマ一言まとめ>

①マンゲイラ

「アマゾンに生きる黒人と先住民の知恵・信仰・誇りを体現する守護者を讃える物語」

②インペラトリス

「カメレオンのように、ありのまま、変幻自在に生きることは、祝福であり、抵抗である」

③サウゲイロ

カーニバルパレード演出家ローザ・マガリャンイスを“先生”として讃える賛歌

④ヴィラ・イザベル

チーム創設者の1人エイトル・ドス・プラゼレス(Heitor dos Prazeres)に捧ぐ歴史賛歌

⑤ベイジャ・フロール

「マクンバ(アフロブラジル宗教・文化)」を差別や蔑称ではなく、誇りとして取り戻す宣言

⑥ヴィラドーロ

ヴィラドーロが偉大な打楽器指揮者シッサ(Ciça)へ捧げる、愛と感謝、そして継承の物語

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2月15日、16日に出場するチームについても、別の記事で紹介しています。

併せて読んでいただけると嬉しいです。

この記事で予習して、リオのカーニバルを存分に楽しんでくださいね!

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