2021年3月6日(土)時点のブラジルのコロナ現状を紹介します。
ブラジルでのコロナが拡大しているニュースは日本でもたまに放送されるようで、ブラジルは大丈夫ですか?という連絡を何件かいただきました。
心配していただき、ありがとうございます。
今回は疑問や観光のことではないですが、私が住んでいるブラジル、リオデジャネイロで起こっている現状について、お伝えできればと思います。
2021年3月6日時点での
- 世界の感染者数の上位5カ国
- ブラジル新規感染者数
- リオデジャネイロの感染者数
- リオデジャネイロで出ている規制(規制強化)
- 街の様子
今年のカーニバルの状況はこちら
世界のコロナ感染者数
本日時点で、感染者数の合計が多い国上位5カ国は以下の通りです。
(2月20日時点) (3月6日)
①アメリカ 28022932人⇨28937218人
②インド 10977387人⇨11192045人
③ブラジル 10084208人⇨10869227人
④ロシア 4092649人⇨ 4252876人
⑤イギリス 4095269人⇨ 4207304人
一位のアメリカがずば抜けているのと、3位のブラジルとイギリスの差が約2倍以上。
この2週間で、イギリスとロシアの順位が入れ替わりました。
イギリスの新規感染者の人数が、上位5国の中ではかなり少なくなってきています。
ブラジルの新型コロナウィルス感染者数合計
現時点では、アメリカ、インドに続き、世界で3番目に感染者の多い国です。
コロナが広まった当初はブラジルは世界第2位でしたが、インドの感染者数の増加により、ブラジルは、現在第3位となっています。
2021年3月6日時点での
ブラジルのコロナウィルス感染者数合計は10869227人
情報はグーグルページのニュースより
ブラジルのコロナ新規感染者数
2021年2月20日時点
ブラジル全体の新規感染者数は53582人でした。
①アメリカは78018人
②インドは 13993人
インドは、上位3国の中では少し、新規感染者は減少していました。
日本の新規感染者数は、1297人。
2021年3月6日
ブラジル全体の新規感染者数は75495人でした。
①アメリカは65682人
②インドは 18284人
日本の新規感染者数は、1129人
- ブラジルと日本を比較すると、
1日で日本の約75倍ブラジルは新規感染者。
- 今日のブラジルの新規感染者数は、世界で一番増えた。
ブラジル国内の感染者数合計の多い州
ブラジルの中では州によって増えていたり、減っている州があります。
上位10の州は以下の通りです。
- サンパウロ
- ミナス・ジェライス
- バイーヤ
- サンタカタリーナ
- リオグランデッドスウ(2/20 6位)
- パラナ(2/20 5位)
- リオデジャネイロ
- セアラ
- ゴイアス
- パラー
サンパウロは、新規感染者が約1万人。
ブラジルの新規感染者の約20%はサンパウロでの新規感染者です。
リオデジャネイロの合計感染者数
今日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は591945人
10月4日から10日までの一週間では約2万人新規感染者が増加。
11月21日から28日の一週間では約1万人新規感染者が増加。
一時的に減少したのですが、また少しずつ増えはじめきました。
2月20日の新規感染者数は2256人。
3月6日の新規感染者数は2251人。
2020年6月頃はリオはサンパウロに続き二番目に感染者数でした。
その後他の州の感染者が増え。11月末時点では、4位。
現在2021年3月6日では
リオは感染者合計がブラジルで7番目に多い州となっています。
リオデジャネイロの感染者数は減ってきているというより、他の州の感染者がかなり増えてきているといった印象です。
リオデジャネイロ州と日本を比較すると
リオは1日に日本の2倍程度の新規感染者がいます。
リオデジャネイロのコロナ規制
随時更新された情報は以下赤文字で表記しています。
ブラジルでの新規感染者が増加している影響で
2021年3月4日に新しい規制が更新されました。
現時点でこの規制の期限は3月11日までとなっています。
2020年10月からの規制
十分な感染症対策の実施を条件に
- 私立の教育機関の再開(任意)
- 屋外での文化活動、ライブハウスの営業
- レストラン・バーでの音楽ライブが許可
10月4日〜10月10日で変更された点は以下の通り
- レストラン・バー・観光地での入場規制率が50%⇨3分の2以下へ引き上げ
レストラン・バー・観光地での入場制限は緩和されましたが
劇場・映画館等の入場規制は入場率3分の1のまま50%の有用率で営業可能です。
2021年3月4日に出た主な規制
- 公共の広場や道路で23時〜5時まで滞在禁止
- すべてのお店で営業可能。17時以降の営業は禁止
- 海岸での商業活動の禁止。
- 公的、または私的空間でのイベント、パーティーの禁止。
- ナイトクラブの営業禁止
- マスクを着けての外出。
以上の項目に抵触した場合、562.42レアル=約1万円程度の罰金が課される可能性があります。
ショッピング
ショッピング内の店舗は10時〜22時まで営業可能。
バー・レストラン
入店率を50%に維持することを条件に営業可能。(更新されました)
入店率を3分の2以下までに維持することを条件に営業可能。
22時以降のバーやレストラン等以外でのアルコールの販売禁止。
17時以降の営業禁止
ジム・ダンスサロン
ジムは予約制かつ入店率を一定に保ち営業可能。
ダンスなどは、人との接触なしでの条件で可能。
サウナ、プール、スパは使用不可。
アクアビクス教室は50%の収容率かつ用具の共有なしの条件で可能。
観光関係
ホテルは営業可能。
主要観光スポット、博物館、美術館、遊園地、図50%以上の入場率3分の2以下の入場率を保ちつつ、十分な感染症対策の実施を条件んい営業可能。(更新されました)
キリストやポンデアスーカルなどは通常営業しており
リオの街は普通に観光できます。
ビーチ
海での滞在・遊泳・ビーチスポーツ等は可能。
ビーチでの商業活動の禁止。ビーチ沿いのバーの営業も禁止。
10月には緩和された規制でしたが、ブラジル全体の感染者の再増加により、
2021年3月4日に規制が強化されました。
街の様子(宿の周辺のコパカバーナ地区)
リオの街は通常に戻りつつありました。
一時期少し減少傾向にあったコロナの感染者数が、再度増えてきたことにより、
規制強化。レストラン、バーなどへの規制が特に厳しくなりました。
コパカバーナの道の様子
リオの生活は普通に戻りつつあります。観光客の姿もちらほら見られます。
中にはマスクなしで道を歩いている人もいました。
規制強化を受けて、ビーチ沿いで走ったりしている人も少し減っています。
コパカバーナのお店
2020年3月終わりから5月にかけては、開いていたのは、
スーパーと薬局、いくつかのレストランはデリバリーだけでした。
6月に入り、州からの規制が少し緩和され、ほとんどのお店が開きました。
規制は解除されていない状況でも、いくつかのレストランの中では、店内でご飯をだしているお店があったり、Barも店外に机を置いて飲める場所がありました。
10月に入りさらに規制が緩和されました。
夜、ビーチ沿いのレストランでは、生ライブができるように。
午前1時までの営業が可能ということもあり、ほとんど元の状況に戻りつつあります。
3月に規制が強化され、営業自体をしているビーチ沿いのレストランも減りました。
スーパーの様子
スーパーに入る際には、体温を計られ、アルコール消毒してから入ります。
スーパーの中の品揃えはとてもよく、なくなっているものは、ほとんどありません。
基本的に普段の生活と変わらず、水も、肉も、米も、果物や野菜もなんでも手に入ります。
コロナの影響かはわかりませんが、
2021年に入り、物価は少し上がってきています。
ビーチの様子
10月に入り規制が緩和されました。
リオデジャネイロはどんどん暑くなっており、10月に入り毎日30℃を超えています。
朝から、ビーチには普通に人がいますし、ビーチで椅子や飲み物を販売する場所も普通に再開していました。
3月に規制が強化され、ビーチの滞在は許可されていますが、ビーチでの椅子の貸し出し等ができなくなりました。
今朝はビーチにはほとんど人がいませんでした。
ビーチにいる人で、マスクをしている人はほぼいません。
まとめ
全世界から見たブラジルの位置。日本との比較をしました。
コロナウィルスはブラジルではまだ広がっています。
感染者は増加傾向にあり、2週間前まで緩和されたままだった規制は、3月4日に強化されました。
ブラジル全体ではまだ新規感染者数は日本よりかなり多いのが現状です。
これからも、ブラジルのコロナ状況を継続してお届けできればと思います。
まだ、2、3ヶ月は、海外旅行する方は少ないかもしれませんが、コロナが収束し、普通の日常生活に戻ったら、ぜひブラジルに遊びに来てください。
これからも何か大きなブラジルのニュース等がありましたら、発信していけたらと思っております。
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読んでいただき、ありがとうございました。
コロナ期間9月18日のビーチの様子。気になる方は見てみてください。