2021年2月20日時点のブラジルのコロナ現状を紹介します。
ブラジルでのコロナが拡大しているニュースは日本でもたまに放送されるようで、ブラジルは大丈夫ですか?という連絡を何件かいただきました。
心配していただき、ありがとうございます。
今回は疑問や観光のことではないですが、私が住んでいるブラジル、リオデジャネイロで起こっている現状について、お伝えできればと思います。
2021年2月20日時点での
- 世界の感染者数の上位5カ国
- ブラジル新規感染者数
- リオデジャネイロの感染者数
- リオデジャネイロで出ている規制
- 街の様子
今年のカーニバルの状況はこちら
世界のコロナ感染者数
本日時点で、感染者数の合計が多い国上位5カ国は以下の通りです。
①アメリカ 28022932人
②インド 10977387人
③ブラジル 10084208人
④イギリス 4095269人
⑤ロシア 4092649人
一位のアメリカがずば抜けているのと、3位のブラジルとイギリスの差が約2倍以上です。
ブラジルの新型コロナウィルス感染者数合計
現時点では、アメリカ、インドに続き、世界で3番目に感染者の多い国です。
コロナが広まった当初はブラジルは世界第2位でしたが、インドの感染者数の増加により、ブラジルは、現在第3位となっています。
2021年2月20日時点での
ブラジルのコロナウィルス感染者数合計は10084208人
情報はグーグルページのニュースより
ブラジルのコロナ新規感染者数
ブラジル全体で
2021年2月20日の新規感染者数は53582人です。
①アメリカは78018人
②インドは 13993人
インドは、上位3国の中では少し、新規感染者は減少しています。
日本の新規感染者数は、1297人。
ブラジルと日本を比較すると、1日で約50倍ブラジルは新規感染者がいます。
ブラジルと日本を比較すると、
1日で日本の約50倍ブラジルは新規感染者がいます。
ブラジル国内の感染者数合計の多い州
ブラジルの中では州によって増えていたり、減っている州があります。
上位10の州は以下の通りです。
- サンパウロ
- ミナス・ジェライス
- バイーヤ
- サンタカタリーナ
- パラナ
- リオグランデッドスウ
- リオデジャネイロ
- セアラ
- ゴイアス
- パラー
サンパウロは、新規感染者が約1万人。
ブラジルの新規感染者の約20%はサンパウロでの新規感染者です。
リオデジャネイロの合計感染者数
今日までのリオデジャネイロの感染者数の合計は569184人
10月4日から10日までの一週間では約2万人新規感染者が増加。
11月21日から28日の一週間では約1万人新規感染者が増加。
一時的一時的に減少したのですが、また少しずつ増えはじめきました。
2月20日の新規感染者数は2256人でした。
2020年6月頃はリオはサンパウロに続き二番目に感染者数でした。
その後他の州の感染者が増え。11月末時点では、4位。
現在2021年2月では
リオは感染者合計がブラジルで7番目に多い州となっています。
リオデジャネイロの感染者数は減ってきているというより、他の州の感染者がかなり増えてきているといった印象です。
リオデジャネイロと日本を比較すると
1日でリオは日本の2倍程度の新規感染者がいます。
リオデジャネイロのコロナ規制
随時更新された情報は以下赤文字で表記しています。
今週一週間では特に規制に対しての変化はありませんでした。
現時点で出ている主な規制
- すべてのお店で入店可能人数を設けることを条件に営業。
- マスクをしないで道を歩いていると罰金対象。
- マスクなしでは、地下鉄、バス、お店にも入ることができません。
ショッピング
ショッピング内の店舗は10時〜22時まで営業可能。
フードコート内のレストランは
感染症対策を十分に実施することを条件に営業が可能。
バー・レストラン
入店率を50%に維持することを条件に営業可能。(更新されました)
入店率を3分の2以下までに維持することを条件に営業可能。
22時以降のバーやレストラン等以外でのアルコールの販売禁止。
ジム・ダンスサロン
ジムは予約制かつ入店率を一定に保ち営業可能。
ダンスなどは、人との接触なしでの条件で可能。
サウナ、プール、スパは使用不可。
アクアビクス教室は50%の収容率かつ用具の共有なしの条件で可能。
観光関係
ホテルは営業可能。
主要観光スポット、博物館、美術館、遊園地、図50%以上の入場率3分の2以下の入場率を保ちつつ、十分な感染症対策の実施を条件んい営業可能。(更新されました)
キリストやポンデアスーカルなどは通常営業しており
リオの街は普通に観光できます。
ビーチ
集団利用(ビーチバレー、サッカー等)は平日に限り利用可能。
ただし、週末・祝日は不可。
海での遊泳は可能。ビーチでの長時間の滞在は禁止。
10月から規制の変更点
十分な感染症対策の実施を条件に
- 私立の教育機関の再開(任意)
- 屋外での文化活動、ライブハウスの営業
- レストラン・バーでの音楽ライブが許可
今後15日間状況を注視し、同期間後
10月4日〜10月10日で変更された点は以下の通り
- レストラン・バー・観光地での入場規制率が50%⇨3分の2以下へ引き上げ
レストラン・バー・観光地での入場制限は緩和されましたが
劇場・映画館等の入場規制は入場率3分の1のまま50%の有用率で営業可能です。
10月10日〜24日では特に規制に対しての大きな変化はありませんでした。
街の様子(宿の周辺のコパカバーナ地区)
リオの街は通常に戻りつつあります。
一時期少し減少傾向にあったコロナの感染者数が、再度増えてきていましたが、
リオは再度ロックダウンということはしていません。
レストラン、バーなどへの規制も厳しくすることは今のところなさそうです。
コパカバーナの道の様子
リオの生活は普通に戻りつつあります。
観光客の姿もちらほら見られます。
中にはマスクなしで道を歩いている人もいます。
コパカバーナのお店
2020年3月終わりから5月にかけては、開いていたのは、
スーパーと薬局、いくつかのレストランはデリバリーだけでした。
6月に入り、州からの規制が少し緩和され、ほとんどのお店が開きました。
規制は解除されていない状況でも、いくつかのレストランの中では、店内でご飯をだしているお店があったり、Barも店外に机を置いて飲める場所がありました。
10月に入りさらに規制が緩和されました。
夜、ビーチ沿いのレストランでは、生ライブができるように。
午前1時までの営業が可能ということもあり、ほとんど元の状況に戻りつつあります。
スーパーの様子
スーパーに入る際には、体温を計られ、アルコール消毒してから入ります。
スーパーの中の品揃えはとてもよく、なくなっているものは、ほとんどありません。
基本的に普段の生活と変わらず、水も、肉も、米も、果物や野菜もなんでも手に入ります。
コロナの影響かはわかりませんが、
2021年に入り、物価は少し上がってきています。
ビーチの様子
10月に入り規制が緩和されましたが、11月時点で
ビーチでの長時間の滞在、土日の集団スポーツ等はまだ許可されていません。
リオデジャネイロはどんどん暑くなっており、10月に入り毎日30℃を超えています。
朝から、ビーチには普通に人がいますし、ビーチで椅子や飲み物を販売する場所も普通に再開しています。
規制されていますが、取り締まれていないので、ビーチにきている人は日に日に増えているのが現状です。
ビーチにいる人で、マスクをしている人はほぼいません。
規制が緩和されていない土日でも、暑い日のビーチはかなり混んでいます。
まとめ
全世界から見たブラジルの位置。日本との比較をしました。
コロナウィルスはブラジルではまだ広がっています。
感染者は増加傾向にありますが、規制は緩和されたまま、
まだ新規感染者数は日本よりかなり多いのが現状です。
まだ、2、3ヶ月は、海外旅行する方は少ないかもしれませんが、コロナが収束し、普通の日常生活に戻ったら、ぜひブラジルに遊びに来てください。
これからも何か大きなブラジルのニュース等がありましたら、発信していけたらと思っております。
ツイッターやInstagramからも更新すると思いますので、もしよろしければ、フォローしてみてください。
参考になりましたら、友達、ブラジル好きの方等にシェアして情報を共有していただければ嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
コロナ期間9月18日のビーチの様子。気になる方は見てみてください。