よく聞かれるこの質問に答えるために、
今回は、見れたらファベーラのことがよくわかる映画を紹介します。
- ブラジルのギャングはどうなのか。
- ファベーラは危ないのか、危なくないのか。
- ファベーラの中の雰囲気。
それでは紹介していきます。
あなたはいくつ見たことがありますか?
ファベーラが舞台になっている映画
絶対見てほしいファベーラ映画
ブラジルのファベーラを語るなら、まずこの映画は見て欲しい。定番です。ギャングと警察住民の様子がとてもリアルで雰囲気が伝わってきます。
シティ・オブ・ゴッド
おそらく世界で一番有名なブラジルのファベーラ映画。ギャングとファベーラの雰囲気がリアル。この記事の中で一本だけ見るなら間違いなくこれ。
男性は、ブラジル美女のアンジェリカに心を奪われないように気をつけて。
1960年代から1980年代リオデジャネイロ中で、特に貧困にあえぐファベーラ(スラム街)を舞台にした映画。強盗、麻薬ディーラーなどで金を稼ぐストリートチルドレンたちの抗争が、実話を基にして描かれています。”Cidade de Deus” は、映画の舞台ですが、実在するファベーラがあります。監督が実際にファベーラの住民からキャストをオーディションし、演技訓練をして、一部の役柄を除いた、主要キャスト含めてすべて素人(200人)によるアドリブ主体の演技を撮影しました。
シティ・オブ・メン
シティ・オブ・ゴッド(2020)の監督も製作に関わり、5年後の2007年に製作された映画。この映画も実際のファベーラの中で撮影おり、コパカバーナやイパネマビーチも出てくる。
シティ・オブ・ゴッドとは全く別作。出てくるファベーラも異なり、ギャングと住民との関係が描かれている。
エリート・スクワット
2007年のブラジルの映画。リオデジャネイロ州の軍警察、特殊警察作戦大隊(BOPE)を描いた作品。タイトルの通りで、BOPEに入ることができるのは、軍警察の中でもエリートのみ。軍警察vsギャング。
2008年のベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞した。
エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』
2010年、エリートスクワットの続編。一部とは違って面白いんです。エリートスクワットは3部作との噂があり、今後の新作に期待です。
ファベーラが関係する映画
舞台はブラジル、リオデジャネイロ
バス174
実際に2000年にリオデジャネイロ市内で起こったバスジャック事件。ストリートチルドレンだった少年が、なぜがバスジャックをするに至ったのかを描いたドキュメンタリー映画。エリートスクワットと同じ監督が製作した作品。
ワイルドスピードMEGA MAX
ワイルドスピードは日本も舞台になっている有名な作品。ブラジル映画ではないので、あまり知られていないかもしれませんが、ワイルドスピード5は、ブラジルのリオデジャネイロで撮影したものです。ファベーラも出てきます。
ストーリーも面白いですが、リオデジャネイロのいろんな場所が出てきます。ちょっと分かりづらいですが、全部わかったら、あなたはリオデジャネイロ通です。一度見た方は、リオの景色に注意してもう一度見るのもあり!この映画のファベーラがどこかわかった方は。かなりのファベーラ通。
ブラジル人の映画監督
今回、もし映画を見て気に入った方は、他の作品も見てみるのもいいですね。
気に入った方のために、紹介した映画を製作した監督を二人紹介します。
ジョゼ・パジーリャ
リオデジャネイロ出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサー。
2002年にドキュメンタリー映画『バス174』で監督デビュー。
2007年『エリート・スクワッド』 第58回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞。
2010年続編の『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』
アカデミー外国語映画賞のブラジル代表には選出されたが受賞はならず。
フェルナンド・メイレリス
ブラジルのサンパウロ出身の映画監督。
2002年 『シティ・オブ・ゴッド』 アカデミー監督賞にもノミネート。
2005年 『ナイロビの蜂』 女優レイチェル・ワイズはアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞。
2008年 『ブラインドネス』を監督した。
2016年 リオデジャネイロオリンピックの開会式の演出を手がけた。
まとめ
どの映画を見るかは、決まりましたか?
今回はファベーラだけ映画の紹介となりました。他のブラジル映画も機会があれば、紹介しますね。リオデジャネイロに興味がある方はこの記事も読んで見てください。
ファベーラのことを色々と知りたい方は、宿にも泊まりに来てくださいね。