こんにちは。
2015年からリオデジャネイロのコパカバーナビーチにある日本人宿カイピリーニャです。
宿ブログでは、リオデジャネイロの治安や観光地などの情報を発信しています。
みなさんがリオデジャネイロを旅行する際の参考になれば嬉しいです。
リオのカーニバルの季節が近づいてきています。
今回は・・・
リオのカーニバルでなるべく安全に、カーニバル会場まで行ける方法
を紹介します。
治安があまり良くないと言われるブラジル・リオデジャネイロ。
自分なりになるべく安全にリオのカーニバル会場まで行ける手段についてまとめました。
①リオのカーニバル会場とは？
②リオのカーニバル会場はどこにある？
③リオのカーニバル会場までの主な行き方２つ
④リオのカーニバル会場まで行く時に気をつけること4つ
リオのカーニバル会場とは？
リオのカーニバルの会場の公式名称は、
Sambódromo da Marquês de Sapucaí （サンボドロモ ダ マルケス サプカイ）
リオデジャネイロの人たちからは、
Sambódromo（サンボドロモ）や Sapucaí （サプカイ）
と呼ばれています。
リオのカーニバルは、カーニバル用のスタジアムで行われます。
リオのカーニバル会場について
このリオのカーニバル会場（サンボドロモ）は、
1984年にブラジル人の有名な建築家オスカー・ニーマイヤーの設計で建設されました。
オスカー・ニーマイヤーは、首都ブラジリアやクリチバという街の設計も行っています。
リオデジャネイロにもいくつか彼の作った建造物があります。
リオのカーニバル会場の全長は、約850m。
収容人数は、約9万人と言われています。
このスタジアムでは、カーニバル以外の時期には、音楽のライブも行われます。
過去には、ローリング・ストーンズやコールドプレイ、アイアン・メイデン、ボブ・ディラン、アヴリル・ラヴィーン、ジャスティン・ビーバーなどの数々の有名な歌手がライブを行いました。
リオのカーニバル会場はどこにある？
リオのカーニバル会場は、リオデジャネイロ市内のセントロ（中心）地区にあります。
セントロ地区は、あまり治安が良くなく、カーニバルがなければ私はあまり行きません。
特に、Central(セントラル)駅の裏側には、スラム街があり、夜は特に危険です。
リオのカーニバル会場までの主な行き方２つ
カーニバル会場までの主な行き方は、
地下鉄かUberです。
地下鉄での行き方
カーニバル会場までは、地下鉄で行くことができます。
会場までの最寄駅は、
Central（セントラル） 駅かPraça onze（プラッサ オンゼ）駅です。
地下鉄の運行時間
通常時とカーニバル期間の営業時間は、異なります。
通常時の地下鉄の営業時間
月曜日〜土曜日 5:00〜24:00
日曜日・祝日 7:00~23:00
2024年カーニバル期間の地下鉄の営業時間
2月9日 5:00 〜 2月13日 24:00
カーニバル期間の5日間は、24時間動いています。
夜中に行われるカーニバルですが、安心して地下鉄で移動することができます。
地下鉄は、リオ市内を移動するにはとても便利で、私もオススメしています。
カーニバル期間は、街中は渋滞が多いので、地下鉄移動がベストです!!!
地下鉄の金額や乗るときに便利な裏技。タクシーを使わない理由は、この記事をチェック!!
Uberでの行き方
リオデジャネイロは、配車アプリの「Uber」を使うことができます。
カーニバル期間には、夜中でもUberが使えます。
宿泊施設から地下鉄の駅までが遠い場合には、Uberがおすすめです。
ただ、車の台数が少なかったり、夜中の場合は、通常料金よりも少し高くなってしまうことがあります。
Uberで行く時の注意点
Uberで行く際には、気をつけることがあります。
会場付近の交通規制
会場近くは、交通規制が入り、通行止めなどが多くなります。
指定の場所で降りられないことがあります。
帰りUberに呼ぶ際にも、車が通っているところで呼ばないと、来てくれません。
席によって降りる場所が異なる
チケットが偶数セトールか奇数セトールかによって降りる場所が違います。
住所の場所に
Sambódromo da Marquês de Sapucaí （サンボドロモ ダ マルケス サプカイ）
といれてしまうと、会場付近で降りることはできるのですが、席によっては、降りたところから、かなり歩かなければいけない場合もあります。
もし、Uberで行く際には、手動で偶数側か奇数側を指定するのがオススメです。
ちなみに宿では、偶数側のチケットをオススメしています。
偶数側であれば、地下鉄で簡単に行くことができるからです。
リオのカーニバル会場まで行く時に気をつけること4つ
10年以上リオデジャネイロに住んでいて、日本のように治安がいいと思うことは、残念ながらあまりありません。
特に夜は、被害に遭っている人が多いなと感じます。
カーニバル期間には、たくさんの観光客がリオに集まるため、強盗などの被害者も増えます。
あまり危ないということは、書きたくないのですが、
知っていたら危険を回避することができることもあると思うので、
私の過去の経験から、気をつけておいた方が良いことをいくつか紹介します。
セントラル駅の近くは危険
先ほども少し書きましたが、セントラル駅の裏側には、スラム街があります。
セントラル駅の近くには、外国人観光客などを狙った子供達からのひったくりや暴行などの被害が毎年何件かはあります。
あなたが購入する、購入したチケットのセトール（席）は偶数ですか奇数ですか？
奇数であれば、最寄り駅は、セントラル駅になります。
偶数であれば、最寄り駅はプラッサ・オンゼ駅になります。
当宿では、安全上の理由から、偶数席の購入をおすすめしています。
偶数席の最寄駅「プラッサ・オンゼ駅」からは会場まで歩いて5分以内で着くことができます。
警察も多いですし、セントラル駅から歩いて会場まで行くよりは安全だと私は感じています。
携帯電話は会場に着くまでなるべく出さない
一番被害が多いのは、携帯電話の盗難です。
ブラジルではiPhoneは高く、売り捌き安いため、とられやすいです。
Uberを呼ぶ際には、携帯電話と車に集中してしまいます。
周りをよく確認したり、建物の中やお店の中など安全な場所からなるべく呼ぶと良いです。
会場内での、強盗は聞いたことがないので、比較的安全だと思います。
人が多い場所では、スリに気をつける
人が多い場所で密集した場所では、ズボンのポケットの中に他人の手が入ってくることもあります。
①カバンは、後ろではなく、前に
②ズボンはチャックがついたものなどがオススメです。
③大事なものは安全用のポーチに入れる
人が少ない時間や道には気をつける
リオのカーニバルは、夜9時ごろから朝5時ごろまでです。
終わった頃には、明るくなっていることもあります。
明け方、カーニバル会場の近くにはたくさんの人がいるため、
何かあっても助けてくれる可能性もあります。
朝早いと地下鉄の駅から宿泊施設までの道には、人があまりいないことが多いです。
宿に帰るまで、気を抜かず帰りましょう。
まとめ
リオのカーニバル会場までの行き方が少しはわかりましたでしょうか？
それでは、今回の記事のまとめです。
⚫️会場までの公共交通機関は、地下鉄が特にオススメ（場合によってはUberもあり）
⚫️カーニバル期間の地下鉄は、24時間営業
⚫️会場までの往復を特に気を付ける
カーニバル会場までの行き方について、わからないことや質問がある場合は、お気軽にコメントにお書きいただけたらと思います。
今回は、私が個人が感じていること、経験したことをもとに、安全にカーニバル会場までいく方法を書いてみました。
みなさんが、カーニバル会場まで行く際の参考になれば、嬉しいです。
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